愛媛県四国中央市で毎年開催される、高校書道部の「夢の舞台」こと「第18回全国高等学校書道パフォーマンス選手権大会(書道パフォーマンス甲子園)」の本戦出場校21校が、発表されました。
今年は全国33都府県から104校もの応募があり、予選審査を突破した精鋭たちが、7月27日(日)に伊予三島運動公園体育館で熱いパフォーマンスを繰り広げます。
縦4m×横6mの巨大な紙に、書道とパフォーマンスが融合した新たな総合芸術が描かれる瞬間は、まさに圧巻。
地元兵庫からも2校が堂々出場!近畿ブロックの熱き戦い
近畿ブロックでは今年は15校が予選に挑み、その中から見事3校が本戦への切符を掴みました。そして、2校が地元兵庫県からの出場となりました。
近畿ブロックで1位通過を果たしたのは、上宮高等学校(大阪府)。3大会ぶりの出場となる今回、悲願の初優勝を目指してくることでしょう。
そして、兵庫県勢として連続出場を決めたのは、兵庫県立須磨東高等学校。6大会連続8回目の出場という常連校です。毎年洗練されたパフォーマンスで魅了してくれる須磨東高校の演技には、今年も大きな期待が寄せられます。
また、兵庫県立兵庫高等学校も6大会ぶり3回目の本戦出場を決めました。久しぶりの大舞台で、どのような熱いメッセージを届けてくれるのか、今から楽しみですね。
全国から集まった高校生たちが、6分間の演技に青春の全てを懸ける「書道パフォーマンス甲子園」。無料で観覧できますので、ぜひ会場でその感動を体感してみてはいかがでしょうか?
「書道パフォーマンス甲子園」ってどんな大会?
「書道パフォーマンス甲子園」は、愛媛県四国中央市にある愛媛県立三島高等学校書道部が、「書道でまちを盛り上げたい!」という熱い思いから始まった大会です。
音楽に合わせて歌詞などを大きな紙に書くという、当時としては珍しいパフォーマンスが話題となり、やがて全国規模の大会へと発展しました。
2008年の第1回大会はわずか3校の参加でしたが、大会をモデルにした映画「書道ガールズ!!わたしたちの甲子園」が公開されたこともあり、今では全国から100校を超える応募があるほどの「夢の舞台」として知られています。
この大会では、高校生たちが書の美しさだけでなく、身体表現やチームワークも駆使して作品を創り上げます。まさに、書道とエンターテイメントが融合した、唯一無二の総合芸術を堪能できるイベントとなっています。
その他の見どころもご紹介
今年の大会は、見どころが盛りだくさん!
- 3連覇に挑む強豪校! 前回大会でピアノの生演奏をBGMに、弘法大師・空海直筆の国宝をオマージュしたパフォーマンスで2連覇を果たした鳥取城北高等学校(鳥取県)が、3連覇をかけてどのような演技を見せるのか、目が離せません。
- 念願の初出場校! 今回最多の応募校数となった関東ブロックからは、7回目の挑戦で念願の初出場を果たした群馬県立伊勢崎清明高等学校が出場します。彼らが夢の舞台でどんなパフォーマンスを披露するのか、期待が高まりますね。
- 最多連続出場校も! そして、大会史上最多となる15回連続本戦出場の福岡県立八幡中央高等学校(福岡県)の演技にも注目です。長年の経験と実力が詰まったパフォーマンスは必見。
万博での特別大会も開催
今年は8月21日(木)に、なんと2025年大阪・関西万博の会場内で「書道パフォーマンス甲子園 in EXPO(EXPO大会)」が開催されます。
この特別大会には、第18回大会で上位の成績を収めた5校と、大会開催地を代表して愛媛県立三島高等学校が出場します。書道パフォーマンスを通じて、地方創生やSDGsの普及啓発にも貢献していくとのこと。こちらも楽しみですね。
COMMENT
「青春をかけた筆の舞!「書道パフォーマンス甲子園」兵庫からは2校!本戦出場21校が決定」についての追加情報、感想などをコメントまでお寄せください。