厚生労働省は、中小企業・小規模事業者が利用しやすくなるよう「業務改善助成金(通常コース)」の上限を引き上げ、12日より助成金の受け付けを開始。
「業務改善助成金」制度は事業場内で最も低い賃金(事業場内最低賃金)の引き上げを図る中小企業・小規模事業者の生産性向上に向けた取り組みを支援するためのもの。
今回の改定では「事業場規模が30人未満の事業者について、助成上限額を引き上げ」「助成対象経費が拡充される特例事業者には、生産性向上に資する設備投資などに関連する経費の支出も認める」「事業場規模を100人以下とする要件を廃止」といったことが挙げられています。
具体的な助成上限額の引き上げ額としては30円引き上げる場合、従来であれば30万円の上限助成額が60万円(対象労働者 1人の場合)、50万円の上限助成額が90万円(対象労働者 2~3人の場合)など。
厚生労働省
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