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モデルナ、変異株オミクロン(B.1.1.529)への対応を加速

ワクチン接種
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モデルナは29日、新型コロナウイルスの変異株オミクロン(B.1.1.529)の出現を受け、懸念される変異株への新たな対応策を発表。

オミクロン変異株には、感染力を高めるとされるデルタ株にみられる突然変異と、免疫回避を促進するとされるベータおよびデルタ株にみられる突然変異が含まれています。

この突然変異の組み合わせは、ワクチンの免疫効果の衰退を加速する重大リスクが含まれており、モデルナでは、オミクロン変異株に対する現在のワクチンの有効性を確認する試験を大至急実施しており、今後数週間以内にその結果が出る予定。

すでに実施済みのワクチンは50 µgを2回、計100 µgの接種が行われていますが、承認済みの3回目接種 50 µgがオミクロン変異株によって低下した免疫力を高めるには不十分であることが判明した場合を想定し、高用量ブースター(100 µg)の試験を実施(306人)しており、100 µgの接種がオミクロンに対して優れた効果を示すか否かの検証を進めるとともに、新たなワクチン候補についても研究を加速させることに言及しています。

トップ画像:ワクチンイメージ

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