神姫バス株式会社は12日、本社ビルである神姫ビルと、これに接続し、83%の所有権を保有する合同ビルの建物および土地を山陽電気鉄道株式会社(以下、山陽電鉄)に売却、譲渡することを発表。
神姫バス株式会社によると、本社ビルと土地は3つのビルが接続し、山陽百貨店の親会社である山陽電気鉄道株式会社(以下、山陽電鉄)を加えた3者が絡んだ土地および建物の所有区分は、大変複雑な状態になっており、築65年を経過する神姫ビルの大規模修繕や耐震補強についても神姫バス単独での実施が困難だったと言います。
そのような中、山陽電鉄より、物件の購入打診があり、譲渡が決定になりました。18日には売買契約書締結を予定、2022年3月決済・引渡予定。
譲渡資産の内容
譲渡資産の名称及び所在地 | 売却益 | 現況 |
姫路市西駅前町1番地ほか ・土地 577.58坪(1,909.34㎡)・建物 神姫ビル2,983.38坪(9,862.42㎡) 合同ビル758.03坪(2,505.89㎡) 計3,741.41坪(12,368.31㎡) ※合同ビルは当社持分面積(83/100)換算後の面積を | 約2,700百万円 | 本社事務所、賃貸 施設として使用 |
※売却益は譲渡価額から帳簿価額および譲渡にかかる諸経費を控除した金額
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