いよいよ今年も、感動と興奮を呼ぶ「手話ダンス甲子園※」の予選大会の季節がやってきました。来る9月21日（日）に福崎町エルデホールで開催される決勝大会へ向けて、全国各地でエリア大会がスタート。
そのトップを切って、6月28日（土）にはイオンモール広島府中で中国大会予選が開催され、熱気あふれる手話ダンスパフォーマンスが繰り広げられました。
※「手話ダンス甲子園」は一般社団法人ＡＲＴ ＦＵＮＫの登録商標です
開幕にあたって福崎町 尾﨑町長
手話ダンスは「アート」！共生社会を目指す福崎町の熱い想い
「手話ダンス甲子園」はNPO法人日本パラファンク協会（旧：日本パラアート協会）と福崎町が協力し、アートを通じて誰もが共に生きる「共生のまちづくり」を目指して開催されている、全国規模の手話ダンスの大会。
歌詞や楽曲の世界観を手話や表情、ダンス、そして構成などを駆使して表現する、「アート」として定義されており、ダンスパフォーマンス、芸術性の他、メンバー構成の多様性、共生深度、手話の伝達性、共感性が採点対象となっています。
手話ダンスは、耳の聞こえる人も聞こえない人も、誰もが一緒に音楽を楽しみ、表現できる素晴らしいコミュニケーションの形。
この大会は、その魅力をたくさんの人に伝え、手話や多様な表現への理解を深めるきっかけにもなっています。
広島大会から決勝大会へ駒を進める3チームが決定
今回の中国大会予選には、個性豊かな6チームが参加し、それぞれが練習を重ねてきた素晴らしい手話ダンスを披露。観客からも惜しみない拍手と声援が送られました。
栄えある優勝は「Ohai Ali”i（オハイアリイ）」、準優勝には「ぷりずむ」、特別賞には「flowers（ふらわーず）」が輝きました。
優勝「Ohai Ali”i（オハイアリイ）」
準優勝「ぷりずむ」
特別賞「flowers（ふらわーず）」
会場に駆けつけた福崎町の尾﨑町長は、「参加された全てのチームは素晴らしい手話ダンスを披露してくださいました。有難うございました。福崎町エルデホールで開催される決勝大会での健闘をお祈りします。」と、熱いエールを送りました。
これから始まるエリア大会にも注目
広島での熱戦を皮切りに、これから全国各地でエリア大会が開催されます。それぞれの地域でどんなドラマが生まれるのか、どんな素晴らしいチームが決勝大会へと進むのか、目が離せません。
手話ダンスが織りなす感動のステージを、ぜひ一度、皆さんの目で見て、心で感じてみてください。手話ダンス甲子園の今後の展開に、どうぞご期待ください。
COMMENT
「手話ダンスの熱い夏が始まった！第三回手話ダンス甲子園、広島で開幕！」についての追加情報、感想などをコメントまでお寄せください。