2025年6月22日(日)、市川町立川辺小学校のグラウンドにて、水害への備えを目的とした水防訓練が行われました。
梅雨や台風シーズンを前に、集中豪雨などによる河川の氾濫を想定し、市川町消防団の約80名の団員が参加しました。
近年、全国各地で大雨による被害が相次いでおり、迅速かつ的確な初動対応の重要性が高まっています。市川町でもこうした状況をふまえ、緊急時に備えた実践的な訓練が行われています。
訓練の冒頭では町長が挨拶し、「全国的に大きな自然災害が増えている中、今日の訓練を通じて積み土のう工法を確実に習得し、万一の際には町民の命と暮らしを守る行動をお願いしたい」と呼びかけました。
訓練では「積み土のう工法」と呼ばれる、水の浸入を防ぐための技術を中心に訓練が実施。
参加者は2人1組となり、土を袋に詰めて土のうを作成。これを積み重ねることで堤防をかさ上げし、増水した河川から町を守る手法を体験しました。
実技訓練の後半では、団員が4つのグループに分かれ、積み方の正確さや安全性を競う競技も行われ、緊張感のある中にも団結力の高まる機会となりました。
蒸し暑い梅雨の季節でしたが、地域の安心・安全を守るため、消防団員たちは真剣な表情で取り組んだ本訓練。今後も地域の安全を守るための取り組みが期待されます。
※訓練の様子や動画は近日公開予定
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