新「妖怪ベンチ」が登場したばかりの福崎町に新たな妖怪の話題。
妖怪ベンチとして設置されている河童や天狗、一つ目小僧といった妖怪をモチーフにデザインされたコミュニティバスが1日、お披露目され運行を開始しました。
地元のバス会社「神崎交通株式会社」が運行するコミュニティバス「サルビア号」の車両3台のうち1台が更新時期を迎えたことから、新車を「妖怪仕様」のラッピングバスとしたもので、交通弱者の足としてだけでなく、福崎町を訪れる観光客の利用も期待されています。
コミュティバスは平成11年から福崎町の巡回バス事業として導入され、当初は1台での運用でしたが徐々に利用者が増え、令和4年度には19,794人の利用者があったといいます。
福崎町尾﨑町長は「住民の皆様の欠かすことのできない足として定着をしてきて喜んでいる、これからは 交通そして観光との融合を図りながら住民の皆様、そして観光客の皆様に親しんでいただける巡回バス事業を展開していきたい」とコメント。
「妖怪も一緒に乗りたくなるデザインを考えた」というのはデザインを行った、おしるこデザインファクトリー代表の いしだ さん。
福崎町では交通と観光の融合を図りながら、観光客に広くコミュニティバスを利活用してもらうべく、9月限定で巡回バス運行の社会実験が実施。
日曜、祝日も含め全日運行が行われ、周遊する場合、1日乗車券としてスタンプラリー券(※)を販売しています。
※スタンプラリー券はまちなか便の選回バス車内で購入できます。
問い合わせ
神崎交通株式会社:0790-24-3400
また神崎交通では、妖怪仕様の観光タクシーも合わせて運行開始。
10月末までの2カ月間、時間制料金が割安に。3時間の貸し切り(4人のり)が15,600円→10,000円。
妖怪あふれる福崎町を友達や家族でめぐってみるのもいいかもしれません。
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光る妖怪タクシーの行灯を見てみたいです(iPhone)