誰もが住みよい街に。
共生のまちづくりを進める福崎町に本社を置く福伸電機株式会社(以下:福伸電機)が9月に町内で開催される「全国手話ダンス甲子園」に参加することを表明、在籍する ろう者二名の従業員を主体に手話ダンスチームを結成することを発表しました。
福伸電機の行動指針のひとつは「すべては仲間のために」。
大会への参加理由として「共生のまちづくり」の取り組みに共感した、というのは当然だったのでしょう。
ET-KINGが楽曲提供
福伸電機の手話ダンスチーム「チーム FUKUSHIN」のダンス楽曲には、力強いメッセージ性で音楽を聴かせる「ET-KING」が提供。
チーム結成発表の場には、ET-KING メンバーの「センコウ」さん、所属事務所BARIKIの加藤代表取締役も登場し、チームメンバーを激励しました。
「この話(手話ダンス甲子園への協力)を聞いたときに、なんか僕らにもできることないかなと思って。激励ってわけじゃないけど、一緒に何か作っていきたい」と、センコウさん。
福祉専門学校に通った経験を持ち、ホームヘルパー2級、社会福祉主事資格を持つに至ったのは「やっぱり人が好きだから」と一言。
垣間見る眼差しはとてもやさしげ。
9月開催の「全国手話ダンス甲子園 決勝大会」にET-KINGとしての参加にも意欲をみせました。
提供楽曲『この街の空』
ET-KING – 「この街の空」MV(大阪 万博誘致 応援ソング)
提供される楽曲は、大阪万博誘致応援ソングにもなった『この街の空』。
「皆それぞれ自分の街を愛している。でも空は世界中と繋がっている」という意味がタイトルには込められているのだそう。
この曲は、ET-KINGメンバーが闘病中に制作が進んでいた作品で、メンバーの死により一旦制作が中断されたものの、仲間の想いをつなぐ形で完成したという思い入れの深い一曲となっています。
歌詞を手話訳する
手話ダンスにあたっては歌詞を手話に訳する必要があり、手話ダンスチームの二人が担当。
ブロック毎におこされた歌詞を少しずつ手話にしていきます。
「耳が不自由だったので今まで歌にあまり興味が無かった」というのは、同じく手話訳に携わる竹内さん。
「手話ダンスに参加することになって、改めて歌詞を見たら、深い意味があってとてもいい歌だった。手話ダンス甲子園では手話でしっかり深い意味を伝えていきたい」とコメントしました。
つながる想い、支え合う仲間たち
日本パラアート協会が主催する全国手話ダンス甲子園は障がい者を主体したエンタメ性の高いコンテンツを通して、障がい者から互助の気づきを発信し、共生、互助の理解を深めることを目的に開催されます。
ここに集まるのは同じ志をもつ仲間たち。
「心のままに もう何も迷わない」
空は世界中とつながっている、手話ダンスを通じて障がい者、健常者がつながっていきます。
声を上げて 今を生きて
強く強く歩いて行こう
心のままに もう何も迷わない
声を上げて 今を生きて
前に前に 信じていこう
夢の先で君と笑えるようにET-KING – 「この街の空」より
COMMENT
「ET-KINGが楽曲提供。福伸電機、手話ダンスチームを結成!福崎町」についての追加情報、感想などをコメントまでお寄せください。
手話ダンス甲子園決勝でダンスを拝見しました。
音が聞こえずに踊るというのは本当に大変だったと思います。ハンディなどわからないくらい素敵でした。
手話ダンス甲子園決勝でダンスを拝見しました。
音が聞こえずに踊るというのは本当に大変だったと思います。ハンディなどわからないくらい素敵でした。さりげなくきっかけを教えている姿も素敵でした。
とても素晴らしい関係性だと思いました。ダウン症の子供の親として、そのさりげなさにとても感動しました。また新たなダンスを拝見することができたら嬉しいです。(PC)
福神電機様
ET-KING の楽曲を起用してくださってありがとうございます。
手話で彼らの曲を伝えてくれたらもっともっと力強いメッ
福神電機様
ET-KING の楽曲を起用してくださってありがとうございます。
手話で彼らの曲を伝えてくれたらもっともっと力強いメッセージになると思います。
暑い中練習も大変かと思いますが私たちET-KING のファンのみんなが離れた空から応援しています。
頑張ってくださいね!(Android)
ポルカのイベントで子供3歳児とかにどいてといって、端を歩かせてるのに
支え合いって言われても。
子供を育ててる親としては・・・(
ポルカのイベントで子供3歳児とかにどいてといって、端を歩かせてるのに
支え合いって言われても。
子供を育ててる親としては・・・(PC)
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