福崎町妖怪ベンチに記念すべき20基目となる「洗濯狐」が町内の寿司屋「海舟丸 福崎店」に設置され、22日、関係者を招いてのお披露目会が行われました。
海舟丸 福崎店に設置された「洗濯狐」
福崎町出身の民俗学者「柳田國男」にちなみ、さまざまな妖怪の仕掛けで町おこしを行う福崎町。
妖怪ベンチは町内各地を楽しく周遊できる取り組みとして2017年より設置されているもので「洗濯狐」は20基目となるもの。
その取り組みは各メディアでも報じられ、設置による集客効果の高さから新ベンチの設置は希望店による毎回抽選となっており、海舟丸 福崎店は2022年7月に設置権を獲得、晴れて新妖怪ベンチの設置となりました。
「完成したベンチのクオリティがすごいですね」
と海舟丸 松岡店長は設置された新妖怪ベンチに大満足。
海舟丸 松岡店長
妖怪ベンチを制作した、株式会社ロイスエンタテインメントによれば、ベンチとして制作する場合に、壊れにくいよう(原型のイメージを損なわない程度に)尻尾の曲がり具合や隙間を調整するのが大変だったそう。
ベンチ抽選会時の原型模型
原型を担当した映画等の特殊造型に携わる福田 雅朗 氏は「(母キツネの優しさや柔らかさを出すことを意識した)自身でも挑戦的な造形、後世に残るものなので精一杯作らせていただきました。これからも妖怪で盛り上がってほしい」と話しました。
海舟丸 福崎店では今後、妖怪ベンチと関連した地域活性、地域貢献への取り組みを行っていく予定。
COMMENT
「キツネ親子の日常にほっこり。20基目の妖怪ベンチ「洗濯狐」お披露目|福崎町」についての追加情報、感想などをコメントまでお寄せください。