神崎高校、女子制服にスラックス導入|神河町

神崎高校(兵庫県立神崎高等学校:神河町)では令和4年(2022)よりスラックスを導入。リボンまたはネクタイと、スラックスまたはスカートの組み合わせが選択できるように。

ジェンダーレスの思考が高まる近年、女子生徒の制服として、スカートだけでなくスラックスの選択が可能な高校は2021年9月時点で44.4%。(各都道府県立の全日制高等学校3205校中 CCCマーケティング株式会社 調べ)

なお、兵庫県では全体の20%台に留まっていますが、スラックス導入後も、着用するのにはハードルがあると感じる生徒も少なくなさそう。

姫路市立山陽中学校では「標準のスカートに対してスラックスを選択」から「標準のスラックスに対してスカートを選択」できるようにしたことでスラックス利用の抵抗が減ったとのこと。

多様性への配慮を目的に誕生した、性差を感じさせない、いわゆる「ジェンダーレス制服」ですが、大切なのは生徒の心理的負担にならないルールや説明が必要でしょう。

画像:©兵庫県立神崎高等学校