お城情報WEBメディア「城びと」は、城の日(4月6日)を記念して、「城びと」を利用している全国のお城ファンの方1202人を対象に2022年に実施したアンケート結果をもとに「2023年に行きたい!お城ファンの“推し城”20」を発表しました。
お城ファンが自分の「推しの城」を投票する「Castle of the Year」は、2019年にスタートし、毎年「テーマにあわせたお城ファンの推しの城」をランキング形式で発表する、お城情報WEBメディア「城びと」の人気企画。
今回は、「今行ってみたいお城」「行くのをおすすめしたいお城」をテーマに、「城びと」を利用している全国のお城ファンに対し、日本100名城・続日本100名城の計202城の中から、「推し城」を1人2城投票。その結果をもとにランキング上位20位のお城が発表されました。
2023年に行きたい!お城ファンの“推し城”20
1 | 松本城/長野県松本市 |
2 | 姫路城/兵庫県姫路市 |
3 | 犬山城/愛知県犬山市 |
4 | 熊本城/熊本県熊本市 |
5 | 彦根城/滋賀県彦根市 |
6 | 備中松山城/岡山県高梁市 |
7 | 松山城/愛媛県松山市 |
8 | 会津若松城/福島県会津若松市 |
9 | 安土城/滋賀県近江八幡市 |
10 | 苗木城/岐阜県中津川市 |
11 | 五稜郭/北海道函館市 |
12 | 竹田城/兵庫県朝来市 |
13 | 山中城/静岡県三島市 |
14 | 岐阜城/岐阜県岐阜市 |
15 | 松江城/島根県松江市 |
16 | 名古屋城/愛知県名古屋市 |
16 | 岩村城/岐阜県恵那市 |
18 | 福山城/広島県福山市 |
19 | 弘前城/青森県弘前市 |
20 | 高取城/奈良県高市郡 |
20 | 岡城/大分県竹田市 |
1位は北アルプスを背景に建つ漆黒の松本城
1位は、前回初めて1位の座を獲得し、今回連覇を果たした松本城。「漆黒の天守閣と周りの堀や赤橋、そしてアルプスの山々とのコントラストがサイコーでした。」「今年、初めて登城しましたが、ひと目惚れしてしまいました。一度では見足りなくて2度登城!朝も夜も出掛けて、ずーっと見惚れてました!」など、北アルプスを背景にした漆黒の城や町並みの美しさを称えるコメントが多数集まりました!なかには、「3年程前に伺いましたが、いまだに夢に出てきます。」といった声も。
2位は、世界遺産にも登録されている姫路城。「どこにいても必ず城が見えて見守られている安心感と圧倒的な威圧感がたまらない。」と、その唯一無二の存在感とスケールに圧倒される感想のほか、地元のお城ファンからの熱い声も多く集まりました。
3位は「城下の街並み、お城の立地、天守からの眺望、所有者変遷の経緯など、すべてが魅力的。近くに行くと必ず立ち寄ってしまいます。」と、こちらも前回に引き続き犬山城がランクイン。
またトップ10のお城では、「戦争や震災を越えて、希望を与えてくれているお城だと思う。」(4位・熊本城)、「戊辰戦争時に1日3000発の砲弾を打たれながらも 耐え抜いたから。お城の姿を見るだけで泣けます。」(8位・会津若松城)と、落ち着かない情勢の世の中にあって、力強さや希望の象徴のお城を推す声が多く集まりました。
さらに前回に引き続き、安土城や苗木城をはじめ、山中城、高取城などの建物が残っていない山城も多数ランクイン。「妄想するだけで幸せになれる城だから。」(9位・安土城)、「障子掘、畝堀の比類なき美しさと壮絶な戦いが繰り広げられたこととのギャップが感慨深い。」(13位・山中城)など、残された石垣や堀を眺めながら、歴史や武将に思いを馳せ、お城めぐりを楽しんでいます。
一方、「若武行列や武者と街歩きなどのイベントが本当に楽しいです」(15位・松江城)、「毎日イケメン武将さまが観光客のおもてなしをしてくれます。土日祝の演武と言われるパフォーマンスは絶対見るべし!」(16位・名古屋城)、「城下町も含めて当時の雰囲気が色濃く残り、魅力に溢れているから。」(20位・岡城)など、お城の遺構だけでなく、城下町やおもてなし武将隊、イベントなどを一緒におすすめする声も目立ちました。
アンケート概要
調査期間 | 2022年9月18日~2022年12月25日 |
調査対象 | 1,202人(「城びと」読者の男女) |
調査方法 | 「城びと」読者を対象にインターネット調査を実施。日本100名城、続日本100名城の計202城から、自身の「castle of the year」(2022年のテーマは、「今行ってみたいお城」「行くのをおすすめしたいお城」)を2城選び、投票いただいたものを集計。 |
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