宍粟市では日本の「伝統的酒造り」がユネスコの無形文化遺産に登録される見込みとなったことを受け、特別なキャンペーンが実施中です。
地域の酒文化を祝う一環として、「しそう酒粕フェア」に参加し、アンケートに回答した方の中から抽選で10名様に市内の酒蔵で醸造された日本酒をプレゼントされます。
※トップ:日本酒のイメージ
伝統的酒造りがユネスコ無形文化遺産に登録されることで、日本酒の魅力がさらに注目されることが期待される宍粟市。
宍粟市は、日本酒発祥の地としての誇りを持ち、地域の酒文化を次世代に伝えるための取り組みを続けていきます。
日本酒造りの伝統と宍粟市の歴史
日本酒造りの技術は、日本の豊かな気候と風土に育まれ、特に「こうじ菌」を使用する独特な方法が特徴です。
この伝統は奈良時代に遡り、宍粟市の一宮町にある庭田神社で初めて「こうじ菌」が使用されたことが、「播磨国風土記」に記されています。
この地での酒造りの歴史を尊重し、宍粟市は2014年に「日本酒発祥の地 宍粟市日本酒文化の普及の促進に関する条例」を制定しました。
今回のユネスコ無形文化遺産への登録が、日本酒の魅力を国内外に広める大きな契機となることが期待されています。
日本酒プレゼントキャンペーンの詳細
今回のキャンペーンでは、宍粟市内の酒蔵「老松酒造」や「老松酒造」で醸造された日本酒が、抽選で選ばれた方にプレゼントされます。
応募方法や応募期限についての詳細は以下の通りです。
プレゼント概要
- 内容:市内の酒蔵「老松酒造」または「山陽盃酒造」の日本酒、いずれか1本を抽選で10名様にプレゼント。
- 応募方法:「しそう酒粕フェア2024」の参加店舗で実施中のアンケートにて、全項目に回答。
- 応募期限:フェア最終日の12月22日(日)。
- 参加店舗:市内16店舗でアンケートを実施中(詳細は参考画像をご覧ください)。
地域の日本酒文化を支える取り組み
宍粟市発酵のまちづくり推進協議会が主催するこのキャンペーンは、地元で育まれた伝統的な酒造りを称え、その魅力を広めるための活動の一環です。
日本酒発祥の地として知られる宍粟市は、この機会に地元の酒蔵と連携し、さらに多くの人々に日本酒の素晴らしさを伝えることを目指しています。
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