福崎町で、播州秋祭りと妖怪に焦点を当てた、新たな観光振興事業が進められています。
妖怪をテーマにした観光振興策により観光客は増加していますが、滞在時間が短く、通過型観光が主流となっている福崎町では宿泊や土産物の購買が少ない状況があります。
※トップ画像:辻川観光交流センターのある辻川区のシデ棒
隣接する市町(姫路市、神河町、市川町)と比較して、1人当りの観光消費額が低いという福崎町。
体験コンテンツの充実と受入体制の整備が必要と考えられており、またインバウンド観光の需要に対応するため、新たな観光振興事業を計画、進められることになりました。
新たな観光振興事業事業には秋祭り体験や妖怪土産の開発、インバウンド向け観光PR動画や英訳観光マップの作成が計画されています。
実施事業
福崎町、福崎町観光協会、株式会社PAGEが連携し、プロジェクトを実施します。
インバウンド向け播州秋祭り体験モニターツアー
播州秋季例大祭(秋祭り)開催時に、本宮の観戦特別席を含むモニターツアーを実施が予定されています。またインスタグラマーによる体験配信を通じて次年度以降の誘客に繋げる予定です。
観光交流センターでシデ棒づくりやミニ屋台体験
町中や神輿を彩る「シデ棒」のミニチュアを作り、その後、法被を着てミニ神輿を担ぐ体験をしていただきます。
開催日 | 2023年10月14日(土)・21日(土) ※雨天決行 |
時間 | 各回 14時~ |
場所 | 福崎町辻川観光交流センター(MAP) |
定員 | 各回先着10人(親子、友人等で参加も可能) ※定員になり次第、締め切り |
参加費 | 2,000円(材料費、はっぴレンタル費等含む) ※当日会場でお支払いください |
参加申込み | https://coubic.com/pagefukusaki |
妖怪土産開発事業
河童のガジロウなど、妖怪ベンチを活用した土産物の開発が進められます。
「もちむぎあられ」は1月に完成予定で「妖怪ベンチガチャ」は12月に完成予定となっています。
字幕版観光PR動画と英訳版観光マップの作成
11月に完成予定です。英訳版観光マップを作成し、観光交流センターで提供し現地でのインバウンド体験観光をサポートします。
連携と実現への期待
福崎町、福崎町観光協会、株式会社PAGEの連携により、地域全体でプロジェクトを実現する見通しです。
インバウンド観光への対応として、周遊環境の向上やインフルエンサー招聘によるプロモーションも行われ、観光客の増加を狙う福崎町。
観光客の滞在時間の延長や観光消費額の向上が期待されています。
COMMENT
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