兵庫県は18日、「新型コロナ第5波への対応」とした対策パッケージ資料を公開。
医療提供体制の強化、ワクチン接種促進の強化、その中で新しく「抗体カクテル療法の実施の検討」、「ネーザルハイフロー療法の実施に向けた支援」について言及。
秋以降の経済活動の制限緩和に向けコロナ対応のロードマップが公表されました。
抗体カクテル療法/ネーザルハイフロー療法
新型コロナ第5波への対応(対策パッケージ)
抗体カクテル療法
酸素投与を要しない患者に、2種類の抗体をまぜて点滴し重症化を防止する療法で入院医療機関での投与を基本に、宿泊療養施設の活用についても関係機関と協議。
ネーザルハイフロー療法
患者の鼻に管を差し込み、高濃度の加湿された酸素を大量に送り重症化を防止する療法で中等症以上の患者を受入れる機関に、設備整備経費を支援(約20機関)
「新型コロナ第5波への対応」※一部
保健所体制の強化
支援体制の強化
支援体制の強化では合計約100人の支援員を増加。
業務の重点化
保健所保健師は、自宅待機者・療養者への「家庭訪問等」に重点対応、民間派遣や県応援職員を中心に「疫学調査等」を実施します。
新型コロナ第5波への対応(対策パッケージ)
自宅療養者等対策の強化
搬送体制の確保
民間救急車等
現行(16社42台)から、さらなる確保に向け5社(民間タクシー会社)と調整中
保健所の搬送体制
新たに会計年度任用職員17人を雇用し、搬送体制を強化(8月中)
COMMENT
「【兵庫県】秋以降、抗体カクテル、ネーザルハイフロー療法|経済活動の制限緩和に向け」についての追加情報、感想などをコメントまでお寄せください。