八千種研修センター和室にて、毎週火曜日ヨガレッスンをしているヨーガ教室ONEのMayoです。
梅雨が明けて夏真っ盛りです。毎日暑い日が続きますが、なにか熱中症対策はされていますか?私は、こまめに水分補給をするようにしています。また、人間の体は汗をかくことで体温調節をしているので、ヨガの練習で汗をかくことも、熱中症予防といえますね。
今日は、あるツボを刺激することで熱中症対策になるヨガポーズをご紹介します。
①百会(ひゃくえ)のツボを刺激する
百会というツボはご存知でしょうか。左右の耳の上端を結んだ線と鼻から後頭部中央へ結んだ線が交わったところ(頭のてっぺん)にあるツボです。
百会にはいろんな効果がありますが、自律神経を調整したり体に溜まった熱を外へ出す役割もあります。自律神経が乱れていると、発汗機能が低下するので体内に熱がこもりやすくなります。そこで、百会を刺激すると「暑い時に汗が出る→体内の熱が発散される」という効果があるわけです。
自律神経を整える呼吸法も行うと、さらに効果UPです。
②頭立ちのポーズ《上級者編》
暑くて身体がのぼせているときは、ぜひこのポーズで熱を排出しましょう!
とは言っても、すぐに出来るものではありません。ポーズの取り方は割愛しますが、チャレンジしてみたい方は、ぜひ一度教室へお越しくださいね。一つ一つ丁寧にお伝えします!
③うさぎのポーズ《中級者編》
①正座から、体を前に倒して両手を顔の横につきます。
②お尻を上げて、頭をころがすようにして、頭頂部をマットにつけます。手の平でマットを押し、上背部を腰に向かって下げます。
③ ②で安定していたら、両手をお尻の後ろで組み、天井方向へと伸ばします。
④ 丁寧にポーズから離れましょう。手を組んでいる人はお尻へと手を下ろして、両手を顔の横へ戻し、お尻をかかとに下ろして、ゆっくりと起き上がりましょう。
- 首や喉が痛い方や息苦しい方は、無理せずポーズを中断しましょう。
- 高血圧・目の病気がある方はこのポーズは避けてください。
- ②でも充分、百会を押せているので、③に進むのはオプションです。
- 不眠の方にも効果的です。
④簡単なツボ押し《初級編》
中指を立てて、百会に当て、頭の中心に向かって押します。息を吐きながら、2,3回押しましょう。リズミカルにトントンと叩いてもGOOD。ツボの位置がわかりにくければ、頭のてっぺんの痛気持ちいいところを指先で2,3分刺激してあげましょう。これだけでも、少しずつクールダウンしてきます。
面白そう!どこでも簡単にできそうだね。
出来るところから、ぜひトライしてみてくださいね!
まだまだ暑い日は続きますが、今年の夏は一回しか来ません。夏を元気に乗り切るために、ぜひヨガで暑さに強い体づくりをしませんか?
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