2020年7月18日、全国での新型コロナウイルス感染症陽性者数は655名に。この数字は2020年歴代3番目の陽性者数。(4/10 708名、4/11 676名に次ぐ)
2020年4月10日をピークに緊急事態宣言の自粛の中、徐々に感染者数が減った感のある新型コロナウイルスですが6月下旬頃より全国的に増加傾向。
累計何名と公表されることの多い新型コロナウイルスの感染状況ですが実際には軽症で退院されている方も多く、21日24時現在兵庫県では102名の方が入院されていますが重症用病床についての使用はゼロ。
緊急事態宣言解除の前後を比較してなにか違いがあるのかをデータから検証。
【兵庫県版】違いはあるのか?ないのか?
陽性者発表のエリア
※居住地ではなく管轄で集計
緊急事態宣言解除前(2020年5月25日まで)
※母数 699
2020年6月1日現在、県内約545万人の人口のうちもっとも人口の多い「神戸」がやはり目立つ状況ですが次いで「伊丹」「尼崎」「西宮」「姫路」の管轄
緊急事態宣言解除後(2020年5月26日以降)
※母数 184
緊急事態宣言前と同じく
円グラフでの比較
「神戸」「伊丹」「西宮」「芦屋」「宝塚」「姫路」と発表エリアの順に大きな違いはなさそうですが直近では緊急事態宣言以前には発表の無かった「赤穂」が気になるところ。
5月26日~ | ~5月25日 |
陽性者の年代に差はあるのか
緊急事態宣言解除前(2020年5月25日まで)
※母数 699
緊急事態宣言解除後(2020年5月26日以降)
※母数 184
緊急事態宣言前(2020年5月25日まで)と比較すると明らかに「20代」の比率が高めと言えるでしょう。約50%
参考データ
緊急事態宣言解除後(2020年5月26日以降)の地域別、年代グラフ(2020年7月22日時点)
神戸
西宮
伊丹
姫路
入院者の状況
赤は「重症」の入院者数、青は「中等症以下」の入院者数。
「重症」のみ
6月10日まで「重症」での患者がありましたが以降はゼロ。傾向として緊急事態宣言解除後は若年層30代以下の感染者が多いこともあり重症化していないのかれもしれません。
しかしながら感染者が増加することで重篤化しやすい年代にも感染が広がる恐れがあることは否めないため、感染が拡大している30代以下の年代について一層の感染予防対策が重要と言えるのかもしれません。
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