兵庫県神崎郡市川町で、地域の安全を支える「消防団」の魅力を凝縮したPR動画が完成、11月末に開催された「Ichikawa 防災フェスティバル」でお披露目され。市川町公式Youtubeチャンネルでも公開中。
当編集部では約半年間にわたり、団員たちの訓練や地域活動を取材、その熱い想いを映像に収めました。
「消防団って、どんな人たちがやっているの?」 そんな疑問に答える、等身大のヒーローたちの姿をご紹介します。
タイトルは「ヒーローは、すぐそばにいる」
今回制作した動画のテーマは「身近なヒーロー」。 消防団員は、普段はスーツを着て働く会社員だったり、お店を営む店主さんだったり、私たちと同じ街で暮らす「普通の人たち」です。
しかし、ひとたびサイレンが鳴れば、制服をまとい、街を守るプロフェッショナルへと姿を変えます。
動画では放水訓練や日常とのギャップ、イベントの裏側で安全を支える消防団員の姿に密着。
「特別じゃない。でも、誇らしい。」そんな団員たちの本音の言葉が胸に響きます。
密着取材で見た、消防団の「1年」
編集部では、5月から11月にかけて、市川町消防団のさまざまな活動に同行しました。
- 春:子どもたちの憧れの的に 5月には町内各小学校(瀬加小・川辺小・鶴居小)の避難訓練へ。放水体験やポンプ車の見学を通して、子どもたちに防災の大切さを伝えました。
- 夏:技術を磨き、街を彩る 操法訓練や水防訓練で技術を研鑽。また、市川まつりの花火会場での警備など、楽しい行事の裏側で、常に安全を見守っています。
- 秋:防災を日常に 11月の「Ichikawa防災フェスティバル」や火災予防パレードなど、町全体で防災意識を高める活動を精力的に行いました。
どんなに忙しくても、「自分の街を自分で守る」という誇りを持って活動する団員たちの姿は、まさにヒーローそのものでした。
「年末火災特別警戒」実施中
現在市川町では「年末火災特別警戒」が行われています。
年末年始は、寒さで火を扱う機会が増え、空気も乾燥して火災が起きやすい時期。中播消防署と市川町消防団が、夜間のパトロールなどで私たちの安心を守ってくれています。
お出かけ前や就寝前には、もう一度「火の元」を確認しましょう。コンロ、ストーブ、タバコの不始末など、小さな注意が大きな安心に繋がります、と住民環境課。
あなたも、この街のヒーローになりませんか?
現在、消防団では新しい仲間を募集中です。 「仕事が忙しいから…」と不安な方も大丈夫。最近では、特定の活動だけに参加する「機能別団員」制度など、自分のライフスタイルに合わせて貢献できる形も増えています。
「思ってたより仲間があったかくて、気づいたら続けてました」 そんな団員の声があるように、消防団は地域を愛する仲間と出会える場所でもあります。
動画を見て少しでも「かっこいいな」「自分にできることがあるかな」と感じたら、ぜひ一歩踏み出してみませんか?








































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