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丹波篠山の黒豆で染めた泉州タオル「雫~SHIZUKU~」タオルハンカチが誕生

丹波篠山の黒豆で染めた泉州タオル「雫~SHIZUKU~」タオルハンカチが誕生
暮らし

黒豆ちまき専門店「おくも丹波黒豆肉粽」を運営する株式会社ナカタニと、大阪特産の野菜染めタオル「雫~SHIZUKU~」を製造・販売する老舗の泉州タオルメーカー、袋谷タオル合資会社が、産地間の共創事業として、丹波篠山特産の丹波黒大豆から抽出した染料で染められた吸水性に優れた柔らかいタオルハンカチを開発しました。

丹波篠山の黒豆で染めた泉州タオル「雫~SHIZUKU~」タオルハンカチが誕生

丹波篠山の黒豆で染めた泉州タオル「雫~SHIZUKU~」タオルハンカチが誕生黒大豆生産者:丹波篠山にじいろ農園、タオル生産者:袋谷タオル合資会社、黒豆加工品製造業・販売元:株式会社ナカタニ

黒豆の規格外品を天然染料として利用し、特殊な染色方法が行われています。濃い色にもかかわらず高い吸水性と柔らかさを兼ね備えたタオルを目指し、国内で紡績した上質な糸を選別、織りにもこだわり、製造工程では可能な限り化学薬品を削減し、環境にも配慮した商品に仕上げられています。
タオルのデザインには、黒豆をイメージした楕円型の凹凸織りが施されています。天然染料特有の独特の色合いは「TAMBA BLACK」と名付けられました。規格外の古くなった豆の中身が茶褐色になっていたため、茶色味を帯びた温かみのある独自の黒に染めあげられています。環境や条件によって異なる天然染めならではの唯一無二の色合いが特徴です。

表面のくり抜かれた部分からタオルが見える
パッケージデザイン丹波篠山の黒豆で染めた泉州タオル「雫~SHIZUKU~」タオルハンカチが誕生

裏面には丹波篠山特産黒豆を紹介丹波篠山の黒豆で染めた泉州タオル「雫~SHIZUKU~」タオルハンカチが誕生

パッケージには縁起の良い桝入り黒豆の絵柄が用いられ、地域や風土を感じられるデザインとなっています。
裏面には丹波篠山の特産の丹波黒豆の紹介も。商品名や規格は英字表記されているため、インバウンドのお土産としても利用可能です。

丹波篠山黒豆

丹波篠山特有の気候風土で育った丹波篠山黒豆は、黒大豆の中でも一番の大粒種であり、お正月のおせち料理や年間を通じての煮豆用として重宝されています。

丹波篠山の黒豆で染めた泉州タオル「雫~SHIZUKU~」タオルハンカチが誕生
「丹波篠山が誇る黒大豆を次世代へ繋げたい」
近年の黒豆収穫量には大きな変動が見られています。天候による凶作だけでなく、長期保存できる黒豆ならではの過剰在庫の年もあり、コロナ禍に長期保存していた農家の備蓄用豆を活用して、日常的に使用できる商品を地元のみならず、多くの方に喜んでいただけるよう創りたいと考えています。

丹波篠山の黒豆で染めた泉州タオル「雫~SHIZUKU~」タオルハンカチが誕生シワが入った黒豆を染料としてアップサイクル

用途として
軽く上質なタオルハンカチは、日常使いにはもちろん、縁起物として新しい門出の贈り物やギフトにも最適です。2025年3月に、地元 兵庫県丹波篠山市内 すべての中学校および高校の卒業式で記念品として丹波篠山市長より配布されました。

丹波篠山の黒豆で染めた泉州タオル「雫~SHIZUKU~」タオルハンカチが誕生
やわらかく上質な泉州タオルと、お正月のおせち料理に使われる丹波黒大豆という伝統文化の組み合わせが、年代や性別を問わず、日々の暮らしに寄り添うタオルになると信じております。丹波黒大豆に桝入りの絵柄を施し、縁起の良いギフトとして最適です。
桝にかねて「”ますます”、”黒々しく” 黒字になるタオル!」おめでたいお祝い事にも利用でき、 お土産だけでなく、新生活や就職の新しい門出、事業の成功を祈念したプレゼントにも利用できます。

当製品は、近畿経済産業局が実施する地域の垣根を超えた情報交換及びネットワーク作りが目的の「地域ブランドネットワークサロン」において、令和6年度新たな製品の開発・販路開拓を促す産地活性化支援により構想を実現化しました。近畿経済産業局が近畿圏の12地域ブランドを連携・共創させる支援事業で、初の共創事例となります。

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【雫~SHIZUKU~】タオルハンカチ黒豆染め

丹波篠山の黒豆で染めた泉州タオル「雫~SHIZUKU~」タオルハンカチが誕生

販売価格990円(消費税込み)
サイズ25cm×25cm
素材綿100%
原産国日本製 泉州タオル

販売場所

販売開始2025年3月20日(木)春分の日
販売店丹波篠山 大正ロマン館、丹波篠山百景館、青山歴史村、おゝみや城下町店、TSUTAYA篠山店、TSUTAYA BOOKSTORE アプラたかいし、TSUTAYA貝塚26号線店、 西宮阪急(4/23~4/29POP UP)

地域ブランドネットワークサロン

近畿経済産業局は、2025年の大阪・関西万博を契機に地域ブランドの知名度向上や販路開拓に向けて、他の地域のモデルとなると考える 12 ブランド地域を 2020(令和 2)年度及び 2021(令和 3)年度に選定し支援を進めており、その一環として、12 の地域ブランド関係者と支援機関(大阪産業局、中小企業基盤整備機構等)、専門家、企業(金融機関、小売店、百貨店、鉄道事業者、観光業等)等とのネットワークづくりをめざした「地域ブランドネットワークサロン」を定期的に開催。昨年度のサロンにおいて 12の地域の中で特に連携・共創に意欲を持つ 5 社が、専門家とともに新たなビジネスの創出を目指して検討を進め、他社との共創によるビジネスアイデアのプレゼンテーションを行うとともに、販路や商品開発などの知識を有する企業や支援機関等の来場者を交えた意見交換を行いました。

「地域の魅力と泉州タオルを世界的に発信できる魅力ある商品にしたい」(袋谷タオル合資会社)
「丹波篠山が誇る黒大豆を次世代へ繋げたい」(株式会社ナカタニ)
共創を通じて、お互いの地域を活かし、これまでの消費者層だけではなく、若年層や外国人観光客などにも地域の産品を知ってもらう機会になればと期待しています。

丹波篠山の黒豆で染めた泉州タオル「雫~SHIZUKU~」タオルハンカチが誕生地域ブランドネットワークサロン QUINTBRIDGEにて

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