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夢前町老人ホームに10代発案の4世代交流カフェ「むすびめ」開業/姫路市

夢前町老人ホームに10代発案の4世代交流カフェ「むすびめ」開業/姫路市
暮らし

兵庫県姫路市夢前町にある特別養護老人ホーム「光寿園」に、10代の若者たちが発案した4世代交流Café「むすびめ」が2024年4月20日オープン。

このCaféは、NPO法人夢ノ森伴走者CUEによって運営され、地域の使われなくなった場所や物を活用するシェアリングエコノミーの理念に基づいています。

夢前町老人ホームに10代発案の4世代交流カフェ「むすびめ」開業/姫路市

夢前町は美しい自然に囲まれた地域でありながら、近年、高齢化と若者の流出が進んでいます。

特に新型コロナウイルスの影響で、地域イベントの自粛や寄り合いの減少が顕著となり、地域コミュニティの希薄化が進んでいることが問題視されており、高齢者からは日常的に集い、語らうことができる憩いの場を求める声が多く上がっていたといいます。

そんな中、地域住民、行政職員、夢前高校の在校生によって設立された「Caféむすびめ」は、地域住民や老人ホームの利用者が集い、交流を深める場所として注目されています。

このカフェの特徴は、単なるカフェではなく、地域コミュニティの絆を深める活動を行っている点で、各テーブルに設置された「LIFE NOTE」というノートには、訪れる人々が日々の出来事や思いを共有することができます。

夢前町老人ホームに10代発案の4世代交流カフェ「むすびめ」開業/姫路市

この取り組みにより、訪れる人々は自然とお互いに助け合い、繋がりあう関係を築くことができる、とNPO法人夢ノ森伴走者CUE。

「困った時はお互い様」という精神を体現し、地域の信頼関係の構築にも貢献しています。

この新たな取り組みは、若者が主導し、地域社会に新たなシンボルとしての役割を果たしており、夢前町だけでなく、他の地域においても模範となる可能性を秘めています。

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