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予防接種管理アプリ「harmoワクチンケア」がマイナポータルと連携を開始

予防接種管理アプリ「harmoワクチンケア」がマイナポータルと連携を開始
暮らし

シミックホールディングス株式会社のグループ会社で、医療情報の電子化促進を目指すharmo株式会社は、予防接種管理アプリ「harmo(ハルモ)ワクチンケア」を「マイナポータル」と連携し、ワクチン接種情報をマイナポータルから取得する機能の提供を5月18日より開始。

「harmoワクチンケア」は、スマートフォンで手軽にワクチン接種記録を管理できるアプリとして、2021年よりサービスを開始し、現在では約3万人が利用しています。また、神奈川県川崎市川崎区において、小児ワクチン接種を行っている32の内科・小児科等の参加を得て、医療機関において予防接種過誤を未然に防ぐ実証実験を実施中です。本アプリを用いることにより、接種間違い防止や長期的な個人のアフターフォローが可能となりますが、実証実験に参加していない医療機関で接種したワクチンの情報はユーザーがアプリに手入力で記録しており、入力漏れや間違いが発生するなど、データの信頼性を担保することが課題でした。

なお、予防接種の種類は多岐にわたり、特に乳幼児への予防接種は種類の多さの他、接種間隔や他ワクチンとの同時接種のルール、推奨される接種時期など、さまざまな取り決めがあります。従来は接種の都度、母子手帳に手書きで記録していたことから、医師が接種状況を確認するには煩雑で、母子手帳を紛失した際には記録の確認が困難となるリスクがありました。

このようなリスクを回避すべく、この度、マイナポータルとharmoワクチンケアの連携が実現し、簡単なステップでharmoワクチンケアアプリに接種記録情報を表示させることが可能となりました。
マイナポータルで取得できるデータは、各自治体が保有する公的な接種記録情報であり、データの信頼性が担保されていることから、自身の情報管理の他、医療機関に接種記録を提示し、診察の情報として活用することも想定されています。

日本政府は、オンラインで行政情報にアクセスできる「マイナポータル」を推進しており、民間のシステムとの連携機能によって、ユーザーの利便性向上と行政サービスの充実化を図るべく、普及促進を目指しています。このようなマイナポータルと民間システムとの連携により、ユーザーが信頼性のある情報にアクセス可能となるだけでなく、今後はこの情報を活用してユーザーの健康増進に寄与するヘルスケアソリューションを展開することが期待されています。

harmoについて

harmo(ハルモ)は、個々人の医療・健康情報を個人やご家族が活用可能な「harmoおくすり手帳」や「harmoワクチンケア」を開発・提供しています。
「harmoおくすり手帳」はスマートフォンアプリケーションおよび専用ICカードを合わせ約40万人(2022年9月現在)の利用者を擁し、全国17,000軒以上の薬局で利用実績があります。「harmoワクチンケア」は、予防接種の接種間違いを未然に防ぐための予防接種情報管理の必要性が注目されている中、簡単にワクチン接種情報を記録・管理するだけでなく、接種間違い防止や長期的な個別のアフターフォローが可能です。現在は、川崎市川崎区にて、小児のワクチン接種を行う全32の内科・小児科にharmoワクチンケアが設置されており、多数の接種間違いを未然に防止した実績があります。harmoシリーズを提供することにより、生活者一人ひとりの健康価値の向上に貢献しています。

シミックグループについて

シミック(CMIC)は、1992年に日本で初めてCRO(医薬品開発支援)事業を開始し、今では開発から製造、営業・マーケティングまでの医薬品に関する総合的な支援業務を提供しています。製薬・バイオテクノロジー・医療機器等の海外企業の日本市場参入や、アジアでの臨床試験実施、米国と日本における医薬品開発および製造のサポートなども展開しています。また、シミックは個人や自治体を支援する新しいヘルスケアソリューションを提供しており、製薬企業のバリューチェーンを全面的に支援する豊富な経験と実績を基盤として、“個々人の健康価値を最大化”する事業モデルPHVC(”Personal Health Value Creator”)の展開を目指しています。シミックグループは、世界中に7,500人を超える従業員とグループ会社27社を擁しています。

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