【三木市】火災実験の見学施設「PLUSCO Lab.（プラシオラボ）」が開所

新コスモス電機株式会社は、兵庫県三木市に火災実験の見学施設「PLUSCO Lab.（プラシオラボ）」を開所しました。

当日は、第一号のお客様として能美防災株式会社より市川常任顧問、三木市消防本部より中井次長、予防課の西村係長、吉川分署の森本分署長ならびに大村係長をお招きし、開所式の後、初披露となる火災実験を見学されました。

プラシオラボ開所の背景

PLUSCO（プラシオ）SC-735

⽕災による死者数が増加傾向にあったことを受け、2006年よりすべての住宅へ住宅⽤⽕災警報器の設置が義務化されました。⽕災警報器が多くのご家庭に設置され、事故件数は少しずつ減少に向かいましたが、現在でも住宅⽕災により年間約900名の方が命を落としています※1。

建物火災による死因の約4割を「一酸化炭素中毒・窒息」が占める※1というデータもあり、当社が長年ガス警報器の開発で培った一酸化炭素検知技術を用いて、火災事故から一人でも多くの命を救いたいと考えています。

当社では、2006年に国内初となる「一酸化炭素検知機能付き火災警報器」を開発※2し、普及促進に努めて参りました。

それから何度も改良を重ね、昨年９月に発売した「一酸化炭素検知機能付き火災警報器 PLUSCO（プラシオ）」は、⼀酸化炭素センサを使って⽕災を従来より早くおしらせする機能（CO反応式）が、総務大臣より特例基準※3として認めらました。また、価格帯やデザインも市場に受け入れられやすいものとなり、さらにガス事業者に加え全国の家電量販店・ホームセンターでもご購入いただけるようになりました。

今後、プラシオラボを通じて多くの方に一酸化炭素の危険性、一酸化炭素検知機能付き火災警報器の有効性を知っていただき、プラシオを普及させ火災事故低減に貢献したいと考えています。

※1：令和4年版消防⽩書より
※2：2006年東京ガスと共同開発
※3：住宅⽤防災警報器の技術上の規格を定める省令において特例として認められた基準

プラシオラボの概要

北側外観

南側外観

見学概要