神戸新聞で連載した人気童話が絵本になって登場。「かなしきデブ猫ちゃん兵庫編 マルのはじまりの鐘」が4月14日(金)発売
反響続々、予約2カ月で1000冊超え
神戸新聞社は、2022年4月から神戸新聞朝刊に全36回連載された「かなしきデブ猫ちゃん兵庫編 マルのはじまりの鐘」を書籍化(発行:京阪神エルマガジン社)し、2023年4月14日(金)に刊行。
神戸新聞オンラインショップ及び、主要書店で販売されます。
本作は、新聞連載当初から大きな反響があり、読者から1000通を超えるファンレターが寄せられました。
絵本の予約は、22年12月23日から開始し、23年2月25日時点で既に1000冊を超えました。
「エンタメ小説の鬼才」が手掛けた新聞童話
著者の早見和真さんは、「イノセント・デイズ」(日本推理作家協会賞、竹内結子さん主演でWOWOWドラマ化)や「店長がバカすぎて」(本屋大賞ノミネート)、「ザ・ロイヤルファミリー」(山本周五郎賞受賞)などの著作があり、「エンタメ小説の鬼才」といわれる注目の人気作家です。イラストは、「どろぼうねこのおやぶんさん」など多数の作品がある愛媛県今治市出身の絵本作家かのうかりんさんが担当されました。
小説家・早見和真さん(左)、絵本作家・かのうかりんさん(右)小説家・早見和真さん(左)、絵本作家・かのうかりんさん(右)
ストーリー
愛媛を3度旅した史上初のオス猫・マル(3歳)は「もっと広い世界を見たい」と神戸行きの船に飛び乗りました。復讐に燃える赤穂ニャン士、いたずら好きな妖怪たち、絶滅したはずの恐竜など、個性豊かな仲間たちとの出会いを重ねながらマルは大きく成長していきます。新聞連載の36回を再編集。
阪神・淡路大震災からまもなく30年。震災編「祈りの朝」も収録。兵庫にとって忘れられないあの記憶とも、マルは向き合います。1月17日午前5時46分。祈りに包まれた神戸で、マルが子どもたちと同じ目線で、語り継ぐ意味について考えます。
デブ猫ちゃんプロジェクトとは
本離れ、新聞離れが叫ばれる中、子どもたちに物語の楽しさを伝えようと、早見さん・かのうさんと地方新聞社がタッグを組んで始めたプロジェクト。2018年から愛媛新聞で3部作の連載が始まり、「愛媛では知らない子どもはいない」と言われるほど人気を博しました。21年にはNHKでアニメ化され全国放送、集英社文庫から文庫化もされました。
22年4月からは連載を引き継ぐかたちで、神戸新聞紙面で兵庫編1stがスタート。23年4月からは2ndの連載も始まります。新聞連載のほか、地域での読み聞かせ会や原画展、各種イベントへの出演など地域を明るく元気にする活動を展開。
来場者との記念撮影(左上)、世界遺産姫路城を背景に(右上)、読み聞かせ会(左下)、新聞パネルと原画展(右下)来場者との記念撮影(左上)、世界遺産姫路城を背景に(右上)、読み聞かせ会(左下)、新聞パネルと原画展(右下)
書籍概要
タイトル | かなしきデブ猫ちゃん兵庫編 マルのはじまりの鐘 |
著者名 | 文・早見和真、絵・かのうかりん |
判型 | A4判(80ページ) |
定価 | 1980円(税込み) |
発売日 | 2023年4月14日 |
販売 | 神戸新聞オンラインショップ、主要書店 |
内容紹介 | 広い世界を見るため、故郷愛媛を旅立ったデブ猫のマルは、神戸に向かう船の中で一人の少女と出会う。「私、 あなたによく似たネコを知ってるの」。少女の願いをかなえるため、マルは兵庫五国を駆け巡る。 |
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