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アーモンドバター発祥のお店はどこ?姫路定番「アーモンドトースト」

アーモンドトースト
知る

別視点で検証してみる

地域情報サイト、という色が強い当編集部「いいものタウン」ですが、事業として動画制作WEB制作やSEO対策を行っています。 ネット上で分かる表面的な情報はまとめたところで、別視点で考察してみます。最近あまり出番が無いのですが、WEB担うさの視点で。
うさ
結局「発祥店」という公式ホームページの情報はいつからあるの?
なお、ドメイン(○○.com 等)で言えば「カフェ・ド・ムッシュ」は2009年、「マテンロウ」は2010年にその歴史をさかのぼることができます。 早速調べてみました。

「カフェ・ド・ムッシュ」の場合

2009年

「特製のオリジナルアーモンドバターも好評頂いております。」という文言はあるものの、「発祥店」の表記は確認できず。

2010年8月

放送後となる2010年8月15日時点では「只今混みあっており、ページが繋がりにくくなっております。名物のアーモンドバターも是非ご賞味下さい!」とあるものの、「発祥店」の表記は確認できず。
アーモンドバター発祥のお店はどこ?姫路定番「アーモンドトースト」

2010/08/15

SEOの点から言えば、上から順に、左から右へと優先させる言葉を記載しますが、この時点では「100種類以上の洋食メニューが揃う『Cafe de Muche(カフェ・ド・ムッシュ)』は大盛りかつリーズナブルさが自慢」という文言がアーモンドバターより優先。

2013年5月

アーモンドバター発祥のお店はどこ?姫路定番「アーモンドトースト」

2013/05

放送から2年後となる2013年にはホームページはリニューアル。「元祖!姫路!アーモンドバター」の表示が確認できます。

2017年3月

その後2016年末まで変更はありませんが2017年3月には現在につながるホームページに更新され、「アーモンドバター発祥のお店」が確認できるように。
アーモンドバター発祥のお店はどこ?姫路定番「アーモンドトースト」

2017/03

「マテンロウ」の場合

2011年2月

確認可能な「マテンロウ」の公式ホームページは2011年2月から。この時点では『秘密のケンミンSHOW』でアーモンドバターが紹介されたことは確認できるものの、発祥店という文言は見あたらず。
アーモンドバター発祥のお店はどこ?姫路定番「アーモンドトースト」

2011/02

2013年10月

「姫路のローカルフードとして有名なアーモンドバター。もともとは当店のマスターが試行錯誤して作り上げたのが始まり」という文言を確認
アーモンドバター発祥のお店はどこ?姫路定番「アーモンドトースト」

2013/10

アーモンドバターのページを確認すると1979年にアメリカに留学していた友人からの一言がアーモンドバター誕生の基になったのは現在の公式サイトと同じ。 なお「バターは高脂肪で値段が高いので、マーガリンを使用することによって気になっていた「しつこさと重さ」は解決しました。基本の味のベースは出来上がりました。1980年の春、ようやく自分の考えていたイメージ通りのアーモンドバターが完成しました。」という記載があります。 ただ、ページにはアーモンドバターについて「兵庫県姫路市で発祥し、お店ごとに全く味も感触も違います。」という記載も。
アーモンドバター発祥のお店はどこ?姫路定番「アーモンドトースト」

2013/10

2014年

公式ブログで「1979年に誕生しアーモンドバター発祥の店」と記載あり

2017年10月

アーモンドバター発祥のお店はどこ?姫路定番「アーモンドトースト」

2017/10

サイトの説明をあらわす「description」には「姫路アーモンドバター発祥の店マテンロウ オフィシャルWebサイト。お取り寄せ通販のほか、手作りお菓子アンノートルやカフェマテンロウの情報も。」
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「成田珈琲」の場合

2店のホームページ上での記載は先述のとおり。では「成田珈琲」での記載はどうなっているのか。 残念ながら現在のドメインではテレビ放送後の2016年以降の確認となりましたが、アーモンドトースト物語ページではこのような記載がありました。
  • 最初にアーモンドトーストと当社(成田珈琲)が出会ったのは、当時の姫路市青山にあった喫茶店の経営者と一人の営業マンの間での出来事(※現在のHPには記載なし。1970年代?)
  • 女性経営者は洋菓子店から、アーモンドとマーガリンを混ぜ、パンに塗って焼くと美味しいよと教わり、メニューに取り入れた(※現在のHPには記載なし)
  • その後、お店は姫路市大津区に移転(※現在のHPには記載なし)
  • (アーモンドトーストが)おいしいという口コミは社員から社員へ、社員からお得意先へ拡がりをみせ、美味しさに感動したお得意先がメニューに取り入れるように(※現在のHPには記載なし 1980年代?) アーモンドトーストの最初の拡がりはレシピを教えていただいた姫路市大津区と姫路市広畑区を中心とした地域(※現在のHPには記載なし)
  • 当初のレシピでは、無塩マーガリンを使用するとのことでしたので、今でも同地域では無塩マーガリンを使用されているお店が多い
  • 2010年の8月、テレビ番組「秘密のケンミンSHOW」でアーモンドトーストが当地(姫路市)にしかない兵庫ケンミンの秘密として取り上げられ一躍注目

まとめ

三者の話をまとめると、時系列としてはこんなかんじ。
  • ①姫路市青山の喫茶店が洋菓子店からアーモンドトーストについて聞く(1970年代?)
  • ②「成田珈琲」の営業マンが姫路市青山の喫茶店からアーモンドトーストについて聞く(1970年代?)
  • ③姫路市大津区と姫路市広畑区の喫茶店を中心にアーモンドトーストが広がる(1970年代後半?)
  • ④姫路市の喫茶店でアーモンドトーストが広がる(1980年前後)
  • ⑤「マテンロウ」の前身ステーキハウス時代にマーガリンのアーモンドバターができる(1980)
  • ⑥「カフェ・ド・ムッシュ」オープン(1987年)
  • ⑦「マテンロウ」オープン(1989年)
  • ⑧テレビ番組「秘密のケンミンSHOW」で「カフェ・ド・ムッシュ」のアーモンドバターが紹介(2010年8月)
  • ⑨アーモンドバターの知名度が全国的に(2010年8月~)
  • ⑩「アーモンドバター発祥店」がWEBで掲げられるように(2017年ぐらい)
①以前にもマーガリンを使ったアーモンドトーストは存在したのでしょう。 成田珈琲の営業によって姫路においてアーモンドトーストが広く浸透、発祥店云々ではなく、多くの店で当たり前アーモンドトーストが提供されていたものと思われます。 分岐点となったのは、やはり2010年のテレビ番組「秘密のケンミンSHOW」での「カフェ・ド・ムッシュ」のアーモンドバターの紹介。 3者ともに10年以上前の放送を今なお記載するのにはそれなりの理由があるはず。 テレビ放送されたものをオリジナルとするのであれば、お店ごとに特色のあるアーモンドバター。類似品も多く出たことは想像に難くありません。 「一躍全国区となったのアーモンドバターの発祥店」という意味では「カフェ・ド・ムッシュ」がアーモンドバター発祥店を掲げるのもうなずけるところ。 かたやオープンはムッシュより後発となるものの、アーモンドバターの歴史という点では分がある「マテンロウ」。歴史という点では実際にはそれ以前にもアーモンドトーストを提供するお店があったことは「成田珈琲」) このように、複数の店がアーモンドバターの発祥を主張する背景には、それぞれの店が独自の歴史と特色を持っているためと言えるでしょう。 姫路のご当地メニューであるアーモンドトーストは、店舗ごとに異なる味と風味を楽しめるのが特徴。姫路を訪れた際はその魅力を味わってみてはいかが。

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