たった1種類のみのオリジナルブレンドコーヒー豆を販売する「coco’s coffee」が2022年4月4日にネットショップをオープン。店長はcoco、小学4年生(登録事業者 秋元 祥治(父))。
2020年4月4日に家庭内起業として両親へコーヒー販売を開始したことから、もっと多くの人に飲んでもらいたいとネットショップを開設。
オリジナルブレンドは、「コーヒー好きなお父さんが満足できる、そして大好きなコーヒー牛乳にしても美味しい」をコンセプトに、焙煎職人の協力を得て、子どもにも優しいデカフェをたくさん使用したブレンドコーヒーが出来上がりました。
学校がお休みで生乳廃棄が叫ばれる中、ぜひおうちでもコーヒー牛乳にしてたくさん飲んでもらえると嬉しいなと思っています。
小学生店長coco
ショップ概要
ショップ名 | coco’s coffee(ココズコーヒー) |
店長 | coco(ここ/小学4年生、9歳) |
URL | https://cocoscoffee.base.shop/ |
開設日 | 2022年4月4日(ただし、4月1日から予約注文開始) |
内容 | オリジナルブレンドコーヒー豆 1種類のみの販売 |
商品概要
商品名 | オリジナルブレンドコーヒー豆「coco’s ブレンド」 |
容量 | 200g |
価格 | ¥2,200 (税込) |
挽き方 | 豆のみ |
特徴 | デカフェのメキシコを中心にエルサルバドルとマンデリンをブレンド。 デカフェをふんだんに使っているので、おこさんには優しい。でも、大人的にも満足できるコクを持っていながらも、強いクセがなく飲みやすい。そして、後味は余韻も楽しめる。牛乳を入れても負けないくらいの味わいで、コーヒー牛乳に向いている。 |
経緯
家庭内でコーヒー屋さん開始
父母がSNSでバズったnote記事「小1起業家」を見かけました。「ここちゃんやってみたい?」と尋ねられたここちゃんは、「うん!」と二つ返事。
2020年小学2年生の春、母からおうちコーヒー屋さんの始め方を習い、そして貯めたお小遣いから1,400円を払ってコーヒー豆を200g購入しました。また母からコーヒーメーカーの使い方を教えてもらいました。
いよいよ、淹れたコーヒーを1杯100円で父母に家庭内で販売する「コーヒー屋さんごっこ」をスタート。
ノートに仕入れや売上をメモし、コーヒー屋さんをやってみた気付きをブログに書いています。
父母に売る以外に稼ぐ方法は…
お父さんとお母さんにだけ売っていると限界を感じたここちゃん。そこで、「もっと稼いでみたい…」と思い、自宅の前を通る人にコーヒーを売ってはどうか?と発案…。看板などを製作してみたものの、さすがに親に止められて断念(苦笑)
「代わりにインターネットでコーヒー豆を売ってみるのがいいんじゃない?」と父親に提案を受けます。毎日のように自宅に届くAmazonの宅急便をみていたここちゃんは、「うん、やってみたい!」と即答。
コーヒーの研究とオリジナルブレンドへ
じゃあ、まずはコーヒー豆について研究してみようと、家族で沖縄県のコーヒー農園を訪問し、収穫・焙煎を体験。コーヒー豆ができるまでを体験し、ノートに一生懸命まとめました。
その後、父母がよく購入しているコーヒー焙煎工房「樹の香」さんにお願いし、オリジナルブレンドコーヒーを作ることにします。
どんな味がいいかな?どんなコンセプトにしたらいいかな?会議を開きました。
「コーヒーをよく飲むお父さんが好きな味わいをオリジナルブレンドで作ろうか…」という案も出ましたが、「それではお父さんがブレンドしている!ここちゃんのブレンドではない!」という壁にぶち当たるのです。
「あ!私は苦くてコーヒーは飲めない。でも、コーヒー牛乳は大好きなの。だから砂糖もたっぷりいれてコーヒー牛乳にしても美味しいコーヒーがいい」
ひらめいたここちゃん。
それはいいアイデアだ!!
「でも買うのは大人だよね・・・?」と考えてみる。
!!
お父さんも飲んで満足、ここちゃんもコーヒー牛乳で満足というコンセプトにたどり着きます。
そこで、オリジナルブレンドを作るため、焙煎工房「樹の香」さんに牛乳を持ち込みました。焙煎職人・小野さんから、焙煎工程やブレンドなどについて教えてもらい、幾つも試す中で、この奇跡のブレンドが誕生しました。
COMMENT
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