姫路市香寺町、世界160の国と地域の玩具資料、約9万点を所蔵する私立博物館「日本玩具博物館」では2020年7月11日(土)より夏の特別展「日本の祭礼玩具と節句飾り」が開催。
祭礼
疫病退散を祈り、また豊かな実りと幸福な社会生活を願うもの、節句は季節の変わり目に当たって、身のケガレを祓い、健やかな暮らしを祈るもの。
6号館東室に「日本の祭礼玩具」を、西室に「日本の節句飾り」が展示されます。
※東室の「日本の祭礼玩具」はすでに展示が出来上がり、6月28日(日)よりご覧いただけます。西室では「端午の節句飾り」を開催中です(7月5日(日)まで)。
今回は、展示室の真ん中に青森県弘前市の扇形灯籠をまねて作られた小型の「扇ねぷた」――子どもたちが幾人かで曳きまわせるようなサイズ――を展示しました。22年ぶりの登場です。
―――子どもたちも祭礼への参加を通して村や町の一員としての誇りを育み、夢と空想の世界に心を遊ばせます。かつて祭日の露店では、山車、屋台、神輿、獅子頭、天狗や火男(ひょっとこ)の面など、地域の祭礼にちなんだ玩具が売られました。それらを買ってもらった子どもたちは、祭りが終わった後も、その様子をまねて遊び、夢の余韻を楽しんだのでした。そのような祭礼玩具を一堂に集め、
A.祭礼玩具でたどる日本の祭り~北から南へ~
B.夏まつりと灯籠玩具
C.獅子頭の玩具
D.祭りの露店の張子面
―――という構成で、ご紹介しています。
日本玩具博物館 ホームページ
所在地
〒679-2143 兵庫県姫路市香寺町中仁野671−3
お問合せ先
079-232-4388
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