新型コロナの影響により延期になっていた日本オオサンショウウオの会17回大会が朝来市で開催されます。
期間は2022年6月17日から19日までの3日間。会場は生野マインホール、日本ハンザキ研究所。また親交のあった女優竹下景子氏をお招きし、オオサンショウウオや環境保全への想いを語っていただきます。
朝来市在住の方は参加申し込み、参加料(\2,000)は不要。市外から参加を希望する場合は、大会要項を確認の上、お申し込みください。(先着200名・申込締切:2022年5月1日(日)午後5時)
第17回日本オオサンショウウオの会
国際ハンザキシンポジウム
開催日 | 2022年6月17日 |
オオサンショウウオ、アメリカオオサンショウウオ、チュウゴクオオサンショウウオそれぞれの研究者を招聘し、最新の研究成果などが発表されます。
国際ハンザキシンポジウム発表者
氏 名 | 所 属 | 演 題 名 |
Michael Freake | Lee University, USA | Recovering hellbenders in Tennessee through partnerships パートナーシップを通してのテネシー州のヘルベンダーの回復 |
William A. Hopkins | Virginia Tech, USA | Unraveling the mysterious causes of population declines of eastern hellbenders ヘルベンダーの謎めいた個体群減少の原因を解明する |
BeckyChen | Zoological Society of London, China | Conserving the Chinese giant salamander – from delicacy to pride チュウゴクオオサンショウウオの保全 ー 珍味からプライドへ |
BenjaminTapley | Zoological Society of London, UK | A sustainable future for Chinese giant salamanders チュウゴクオオサンショウウオの持続可能な未来を見据え て |
西川 完途 | 京都大学 | 日中オオサンショウウオの系統分類および保全研究の現在 |
岡田 純 | 日本ハンザキ研究 所 | オオサンショウウオ雄親による子育て行動および保全の課題 |
※アメリカの研究者2名は、録画動画による発表、中国、イギリスの研究者はリモートでの出演
日本オオサンショウウオの会・朝来大会
開催日 | 2022年6月18日 |
記念対談<竹下景子×岡田純>
テレビ番組で朝来市にあるハンザキ研究所を訪れ、生前の栃本武良前理事長とも親交のあった女優竹下景子氏をお招きし、現理事長岡田純とともに栃本氏の業績を振り返りながら、オオサンショウウオや環境保全への想いを語っていただきます。
朝来市からの報告
朝来市では、小中学校、高校にてオオサンショウウオの授業を取り入れ、環境保全について学習を続けています。今回は生野中学校、生野高校の生徒たちが活動報告を行います。
全国各地からの報告
全国のオオサンショウウオ研究者やファンのみなさんによる活動の報告、事例発表を行います。
パネルディスカッション
元住民のみなさんとともに、人と自然との共生、オオサンショウウオが生きる豊かな自然環境を残していくために、わたしたちができることを探ります。
夜間観察会【事前予約者のみ】
朝来市内の河川にて、オオサンショウウオの観察会を行います。
現地見学会※事前予約者のみ
開催日 | 2022年6月19日 |
生野町黒川にある日本ハンザキ研究所の見学会を行います。
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