株式会社小学館で「食」に関する新レーベル「おいしい小説文庫」が創設。
非日常の今だからこそ、食小説を通じ、皆様の心に彩りを添えられたら――。そうした思いのもと、立ち上げたレーベルでレシピ、グルメ、レストランなど食に特化した小説を3か月ごとに刊行されます。
「おいしい小説文庫」の初代アンバサダーは、女優/創作あーちすと・のんさん。
のんさんからのコメント
「映画『この世界の片隅に』に声優として参加させていただいて、食べる幸せを改めて実感しました。そして、物語の中に出てくる食べ物には不思議な魅力がある。食べた事のある料理でも、妙に美味しそうに思える。 初代アンバサダーとして、食の楽しさを発信していけたらと思います」
創刊ラインナップ
ふんわり料理男子の、癒しの魔法レシピ!
中原温人(なかはら・はると)は社会人四年目の少女マンガ編集者。
いちばんの楽しみは、恋人のたんぽぽさんに美味しいごはんを作ってあげることだ。優しさと思いやりがたっぷり詰まった料理は、食べた人の心のほころびを癒していく。
- 第一話「肉じゃがよりも優しく」
仕事のトラブルに涙する姉に振る舞ったのは甘くとろける肉じゃが - 第二話「きのこパスタは戦わない」
スランプに陥ったマンガ家には、秘密の調味料を忍ばせた特製きのこパスタ - 第三話「山形のだしエクスプレス」
イケメンのくせに恋愛ベタな友人には、複雑な食感の山形のだしを
小学館文庫『泣き終わったらごはんにしよう』
著/武内昌美
定価:本体600円+税
判型/頁:文庫判/288頁
ISBN978-4-09-406777-4
脳髄に届く快感! 青春かき氷エンタメ!
大学生の高崎陶子は、亡き母・杏子と一度だけ食した幻のかき氷「日進月歩」を探していた――。
羽根のように軽く、艶やかなシロップをまとった〝究極の味〟との再会は、三年を費やしても叶わず、「氷の月光伯」という異名まで持つ有名かき氷マニアの恋人にもフラれてしまう。
そんな折・・・
小学館文庫『氷と蜜』
著/佐久そるん
定価:本体630円+税
判型/頁:文庫判/256頁
ISBN978-4-09-406778-1
小学館より発売中
今、売れています! 美味しいミステリー最新作
料理雑誌に掲載されている、「食捜します」の一行広告。食にまつわる心に秘めた想いを胸に、依頼人がたどり着くのは、京都にある看板のない食堂。店主の鴨川流と娘のこいしが、再現された思い出の料理で温かく迎えます。
小学館文庫『鴨川食堂もてなし』
著/柏井 壽
定価:本体650円+税
判型/頁:文庫判/352頁
ISBN978-4-09-406776-7
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