音楽詩『火垂るの墓』の公演が、今年の秋、9月17日に兵庫芸術文化センターで行われることが決定。
この音楽詩は、神戸で育った作家野坂昭如の戦争体験を題材にした文学作品であり、兵庫県神戸市と西宮市近郊を舞台に、戦火の下で親を亡くした14歳の兄(清太)と4歳の妹(節子)の姿が描かれています。
アニメ映画『火垂るの墓』(1988年スタジオジブリ制作)もこの作品を原作としており、兄弟の命の物語が戦時下の悲しみを伝えるアニメとして世界的な評価を受けました。
音楽詩『火垂るの墓』は、巨匠・間宮芳生の作曲による映画音楽をオーケストラ演奏&朗読で披露し、現代の声優界の中心を担う速水奨が兄・清太役、そして次代のアニメ界を彩る石川由依が妹・節子役として朗読出演します。
オーケストラとともに、映画音楽を新たな構成・編曲した作曲家山下康介の演奏で、『火垂るの墓』に内在する鎮魂の響きと言葉が兵庫県立芸術文化センターから世界に向けて発信されます。
チケットは本日7月22日より販売開始となります。公演ではオーケストラ演奏&朗読に加えて、物語の進行に連動するアニメ映画『火垂るの墓』の名場面(静止画像)が舞台上のスクリーンに投影される予定となっています。
公演の詳細情報は以下のオフィシャルサイトで確認できます。
兵庫芸術文化センター管弦楽団・音楽詩『火垂るの墓』
開催日時 | 2023年9月17日(日)16時開演(15時15分開場)※終演18時(予定) |
開催会場 | 兵庫県立芸術文化センター大ホール |
演奏作品 | 音楽詩「火垂るの墓」他 |
出演 | 速水奨(清太役朗読)、石川由依(節子役朗読) |
チケット
一般販売:2023年7月22日(土)10時~
SS6,000円、A5,000円、B4,000円、学生席2000円、プラチナ9,000円(税込・全席指定)
※SSペアチケット(2枚)10,000円、SSトリオチケット(3枚)15,000円(税込・全席指定)
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