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自動車用品のエーモン、ベトナム拠点にクラウドWMSを導入。在庫差異を解消し、製造管理をデジタル化

自動車用品のエーモン、ベトナム拠点にクラウドWMSを導入。在庫差異を解消し、製造管理をデジタル化
ビジネス

自動車用メンテナンス用品の製造・販売で国内トップクラスのシェアを誇る株式会社エーモン(本社:兵庫県神崎郡福崎町)は、海外生産拠点であるエーモンベトナムにおいて、クラウド型倉庫管理システム(WMS)を導入しました。

今回の導入により、従来のアナログ管理から脱却し、在庫精度の向上と製造工程の可視化を実現。グローバルな供給体制のさらなる強化を図ります。

背景:海外拠点における「エクセル管理」の課題

1964年の創業以来、エーモンは「ありそうでなかった」「かゆい所に手が届く」独創的な製品づくりを続けてきました。

2019年に設立されたエーモンベトナムは、低コスト・高品質な製品を安定的に日本へ供給する重要な戦略拠点です。

しかし、同工場ではこれまで在庫管理や製造日報の作成をExcel(エクセル)で行っており、以下のような課題に直面していました。

  • 入力ミスや遅延による在庫差異の発生
  • 日報の紛失や記録漏れによる追跡(トレーサビリティ)の困難さ
  • 税務・税関調査への対応コストの増大

これらの課題を解決し、より精密な現場管理を行うため、クラウドWMSのリーディングカンパニーであるロジザード株式会社の「ロジザードZERO」の採用を決定。

導入による主な成果

システム導入後、現場のオペレーションは劇的に改善されたといいます。

  • ベトナム語UIで現場の操作性が向上 システムがベトナム語に対応しているため、現地スタッフが迷わず正確に入力・確認作業を行えるように。
  • 「誰が・いつ・何を」の可視化 すべての入出庫履歴がデジタルで記録されるため、入力ミスが発生した際も、即座にポイントを絞った確認と修正が可能になりました。
  • 指示伝票の自動化による効率アップ 手動で作成していた材料準備リストをシステムから自動出力する運用へ変更。手動制作の手間を省くと同時に、チェック作業の精度が向上しました。

今後の展望:グローバルな「攻めのものづくり」へ

エーモンベトナムの寺尾悠貴ジェネラルディレクターは、今後の展開について次のように述べています。

「小数点管理や部品構成(BOM)の紐付け管理に対応いただければ、さらに使い勝手が向上し、海外展開もより進めやすくなると思っています。今後のアップデートでは、倉庫業務に限らない機能拡張や利便性向上にも期待します。」

製造現場のアナログ管理からの脱却は、多くの企業が直面する課題です。

エーモンベトナムの事例は、言語の壁を越えたDXがいかに現場力を高めるかを証明しました。

この成功を糧に、グローバル展開を加速させるエーモンの「攻めのものづくり」は、製造業界における新たなスタンダードとなっていくでしょう。

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※「ビジネス」カテゴリー

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