益財団法人兵庫県芸術文化協会では地域社会にあって永年にわたり努力を続け、伝統文化を守り育ててこられた方々の功績を称え「ふるさと文化賞」を贈呈。
12月17日、令和3年度「第40回ふるさと文化賞」の決定と受賞者が発表されました。
受賞者は多可町で杉原紙の技術を継承し地道な普及啓発活動に尽力する杉原紙振興ボランティア、江戸時代から続く火伏せ祭りを250年以上に渡り継承し、保存活動に尽力する朝来市、竹田地区松明祭保存会など3団体、1個人。
表彰楯の贈呈は2022年1月25日に兵庫県民会館にて執り行われます。
令和3年度「ふるさと文化賞」受賞者
武地 秀実 | 西宮市 | 人形芝居えびす座を結成し座長として自ら人形を操り、人形浄瑠璃の源流が西宮にあることを広めるため、「えびすかき(人形つかい)」の継承に尽力 |
杉原紙振興ボランティア | 多可町 | 町内小中学校の卒業生がつけるコサージュや卒業証書を杉原紙で制作するな ど、900 年以上続く技術を継承し地道な普及啓発活動に尽力 |
竹田地区松明祭保存会 | 朝来市 | 竹田城跡の麓の竹田地区は、幾度となく大火災に見舞われ、その火事災難を 守 ろうと江戸時代から続く火伏せ祭りを 250 年以上に渡り継承し、保存活動に尽 力 |
淡路木偶づくり講座 | 南あわじ市 | 淡路人形浄瑠璃を陰で支える役割を担い、人形の製作、修理技術を提供する こ とで 500 年の伝統を誇る淡路人形の伝承活動に尽力 |
COMMENT
「【兵庫県】伝統文化を守り育てる。第40回ふるさと文化賞が決定」についての追加情報、感想などをコメントまでお寄せください。