兵庫県 斎藤知事、福崎町へ。尾崎町長と万博に向け、意見交換

兵庫県、斎藤知事は26日午後、福崎町を訪れ、尾崎町長と観光についての意見交換を行いました。

兵庫県は2025年に開催される大阪万博に向け、県全体を地域の人々が主体となって発信し、体験できる「ひょうごフィールドパビリオン」の展開を考えており、今回の福崎町への訪問は知事自ら視察し、地域の魅力を再発見する目的で行われています。

柳田國男著『妖怪談義』にちなんだ妖怪による特色ある町おこしおこなっている福崎町。福崎駅で駅前交流センター、ガジロウチューブを視察した知事はその後、辻川山公園へ。

柳田國男生家を見学

福崎町出身で「日本民俗学の父」と呼ばれた柳田國男生家を見学した知事は日本家屋の趣に触れ「ワーケーションしたい」とコメント。

つづいてガジロウ池、逆さづり天狗、妖怪ベンチなど妖怪スポットでは知事自らのスマホに動画を納めるなど、関心を寄せました。

NIPPONIA播磨福崎「蔵書の館」

もちむぎのやかたで特産のもち麦メニューを堪能した後、日本初の県指定重要有形文化財を宿泊施設としたNIPPONIA播磨福崎「蔵書の館」を視察した斎藤知事。

その後の意見交換会では、「（重要有形文化財宿泊施設のような）個性で勝負」「SDGsを見据えたノーカーボンの環境にやさしい観光」を行うことで外国人利用者への訴求もできるのではないかとコメント。

対話と現場主義を掲げる斎藤知事。

兵庫県のさまざまな魅力を自身の目で確認し、発信していくことをしっかりとやっていきたいと語りました。