株式会社ニューバランス ジャパンは、10月9日(金)よりTシャツコレクション「9 BOX(ナインボックス)」の第6弾となるロングスリーブTシャツをニューバランス公式オンラインストアおよびニューバランスオフィシャルストアにて発売。
「9 BOX」は“Fun for Sport, Fun for NB”をコンセプトに、ひとつのテーマを3人のアーティストが3スタイルずつ、合計9つのデザインで発表するグラフィックTシャツコレクション。
アーティストのひとり、「SHUN NAKAO」さんは兵庫県朝来市出身。
ニューバランスTシャツコレクション「9 BOX」
商品詳細
- サイズ:S,M,L,XL
- 価格:7,590円(税込)
- 発売日:10月9日(金)
- 発売店舗:公式オンラインストア、オフィシャルストア6店舗(ニューバランス札幌、原宿、六本木19:06、大阪、名古屋、福岡)
コラボレーションアーティスト
【SHUN NAKAO】
(コメント)
New Balanceといえば、やっぱりスニーカー。正直に言って、アパレルのイメージはあまりありませんでした。だからこそ、New Balanceのアパレル×アーティストというコンセプトに興味がわきましたし、9 BOXという生地からこだわったボディに自分の作品を落とし込めるということはとても特別な経験になると同時に、大きなやりがいのあるお仕事のように感じましたので、今回この企画に参加させていただきました。
それと当初から、「テーマはお任せ」と言われていたことも大きかったですね。自由に描けるお仕事って少ないので、単純に面白そうだし、何よりとても信頼していただけているんだと感じられたのが嬉しくて。絵を描くというお仕事をさせていただいている中で、僕の絵を好きでいてくれる、求めてもらえる、それだけで僕は絵を描き続ける理由になりますから。もちろん、自由だからこそ難しい部分もあるのですが、今回は比較的に早い段階で自分の中でビジュアルを導き出すことができたので、それを可視化する作業で大きな苦労を感じることもなく、とても楽しく制作できました。
テーマには、“WORK”“HOME”“CITY”の3つを設定しました。WORKでは、お仕事の現場でのNew Balanceシューズを表現し、自分自身を投映したペインターという職業にスポットを当てています。CITYは原宿の街中をランニングしている女の子が、New Balanceの広告の前で小休止しているイメージ。HOMEは買い物帰りの女の子が家でリラックスしているシーン。インテリアには、スケートボードや観葉植物、ネオン管など、僕自身が好きなものを詰め込みました。
この3つに共通するメッセージとしては、『どんなシチュエーションでも履いていられる、履きたくなるNew Balance』という意味合いを込めています。 実際の完成品に関しても、まったく問題ありませんね。僕の作品の場合、ドットや細かい線などのディテールがボケたり潰れたりしていると一瞬でダサくなってしまうんですが、細部まで精巧に再現されていて、プリントのクオリティとしてはかなり高いと思います。
それとやっぱりこのボディは良いですね。同じボディのTシャツをサンプルとしていただいていたんですが、本当に着心地が最高。洗濯後のシワもないし、普段からランニングまで、かなりヘビーローテーションしています。なので、この3枚も相当着ると思いますよ。ライブペインティングの際の衣装としても良さそうですね。あまり着すぎて汚れないように気をつけないとですね(笑)。
プロフィール
1992年兵庫県朝来市生まれ、大阪市在住。大阪芸術大学デザイン学科卒業後、フリーのイラストレーターとして独立。並行して、2012年に同大学同期で結成されたアートグループ『透明回線』のペインターとしても活動。
【SHOGO SEKINE】
(コメント)
幼少期をアメリカで過ごしたせいか、New Balanceには昔からすごくポジティブなイメージを抱いていました。
実際に自分でもさまざまなモデルを履いてきましたし、かれこれ10足以上は確実にあると思います。そんな日頃から愛用しているブランドさんにお声がけいただいたことがシンプルに嬉しかったですし、クリエイティブな面でもとてもリスペクトしているNew Balanceさんに、どこまで自分の表現を受け入れていただけるのか挑戦したい。そんな気持ちで、今回この企画に参加させていただきました。
結果、今までにないタイプのデザインになったと喜んでいただけたので、とてもホッとしていると同時に、参加させていただけたことをとても光栄に思っています。
実際にグラフィックを制作する際に心がけたことは、まず自分自身がデイリーユースで着たいと思えて、かつランニングやウォーキングにもマッチする、街中と着ている人に溶け込むデザイン。そのためにも、ブランド色をあまりストレートに打ち出さず、『実はNew Balanceだった』という着地を理想として制作しました。
例えば前後にメッセージを入れたモデルであれば、シンプルに1枚着でランニングに出ても様になりますし、デイリーユースでは上からテーラードジャケットを羽織っても邪魔にならないようなシンプルなデザインに仕上げています。
だからみなさんにも、あまり深く考えず、さまざまなシーンで取り入れていただきたいですね。
ワンポイントの蛍光カラーを活かしたファッションコンシャスなコーディネイトでも良いですし、ランニングウェアとしてTシャツ自体の機能性を感じてもらうでも良い。また少しメンズライクなデザインに仕上がっていますが、サイズ選び次第で、女性の方々にも十分楽しんでいただけると思います。
今の時代、オシャレをして外出をする機会は減ってしまったかもしれませんが、その分、ランニングやワークアウトなどで汗を流す方は増えているように感じます。
そんなスポーツがより日常的になった現代のライフスタイルウェアとして、自由にファッションを楽しんでもらえると嬉しいですね。
プロフィール
1983年、東京生まれNEW YORK育ち。2013年よりイラストレーターとして活動開始。ファッションイメージをベースに、タイポグラフィーや図形、花植物を組み合わせたイラストスタイルを確立。雑誌や広告、アパレル、プロダクト、テキスタイル、そして空間など、さまざまな分野にアートワークを提供
【AKIRA SORIMACHI】
(コメント)
私は元々がファッション畑の人間でしたので、イラストワークに関しても、いつもどこかにファッション性を投映した作品を制作してきました。ですから、いわゆるスポーツブランドさんとは、今まであまりお仕事をさせていただいたことがありませんでした。
今回この9 BOXに参加させていただいたのも、アウトプットがアパレルだったからであり、個人的にはファッションピースとして捉えています。
また今でこそブリティッシュトラッドな服装が好きですが、昔はかなりアメリカファッションに傾倒した時期もあり、中でも好きだったのがアメリカ東部のスタイル。奇しくもNew Balanceも東部(ボストン)出身ですよね。その辺りにも縁を感じ、今回のコラボレーションに挑戦させていただきました。
そういったアメリカ東部の雰囲気を表現して、1枚はハーバード大学にありそうなレンガ造りのゲートを、もう1枚にはニューヨーカーが行き交うマンハッタンの街並みを描いています。
そして残りの1枚は、New Balanceの履き心地をスーパーカーになぞらえて、少しコミカルな印象に。
すべてに共通して言えることは、ファッションピースとして考えた時に、誰でも着やすい絵柄にするということ。そのために、人物の表情はなるべくあっさりと描き、あくまで模様のひとつとして、デイリースタイルに馴染むイラストレーションを目指しました。
プロフィール
1966年生まれ、東京都出身。10代後半よりアパレル業界に従事。後のクラブスタッフ時代に行っていたライブペインティングやフライヤー制作などが好評を得て、イラストレーターとして独立。コミカルなタッチやファッションイラストレーションなど、幅広い画風で、国内外の雑誌や広告、CM、書籍装幀、ロゴデザインなどの作品を手がける。
COMMENT
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