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兵庫県下の大学生が米作りから酒造りまで関わった“二十歳の山田錦物語”プロジェクトの日本酒がお披露目

兵庫県下の大学生が米作りから酒造りまで関わった“二十歳の山田錦物語”プロジェクトの日本酒がお披露目
暮らし

2025年2月23日(日)に、兵庫県の山田錦生産者とJA・行政(※1)が主催する“二十歳の山田錦物語”プロジェクトの一環として、本プロジェクトに参加した大学生による体験発表と交流会が開催されました。

交流会では、大学生が山田錦の米作りから酒造りまで関わった日本酒「二十歳の山田錦物語 純米大吟醸720ml瓶詰」がお披露目され、20歳を迎えた大学生と山田錦生産者がお酒を酌み交わしながら交流を深めました。

このお酒は、3月1日(土)に大関本社工場で開催される「大関蔵開き2025」で販売、3月8日(土)・9日(日)に三木市吉川町で開催される「山田錦まつり」で有料試飲・販売されます。また、3月12日(水)より大関公式オンラインショップ、大関ブランドショップ「甘辛の関寿庵」にて数量限定で販売開始されます。

“二十歳の山田錦物語”プロジェクトについて

今年で4回目となる本プロジェクトは、20歳を迎える兵庫県下の学生を対象に、山田錦の栽培と酒造りを通じて村米制度(※2)の伝統を伝え、兵庫県が日本一の生産量を誇る酒米「山田錦(※3)」と「日本酒」への関心を高めることを目的とされています。

今年は大関株式会社の村米地区の1つである三木市吉川町稲田地区[特A地区(※4)]がプロジェクトの圃場となることから大関株式会社が酒造りに協力し、第1弾の取り組みとして6月に田植え、第2弾の取り組みとして10月に稲刈り、第3弾の取り組みとして2024年12月に醸造体験及び研修が実施されました。

当日の様子

午前中は大学生が7チームに分かれ、本プロジェクトを体験してみての感想や学び、今後への展望等の体験発表を行いました。

発表では、「田植え、稲刈り、醸造体験は学生達が酒に興味を持つきっかけとして非常に良いイベントだと感じた。」「これから様々な日本酒を飲んでみたくなった。そして何より楽しかった!」「今後の農業課題、酒造業界の展望についてみんなの意見が聞けて良かった。」という感想が聞かれました。

また午後には、出来上がった日本酒のお披露目が行われ、大学生と本プロジェクト関係者がお酒を飲みながら懇親を深めました。お酒を飲んだ大学生からは「初めて日本酒を飲んだがスッキリして飲みやすかった」「実際に自分が携わって造ったお酒を飲むことが出来て感動した」という感想が聞かれました。

兵庫県下の大学生が米作りから酒造りまで関わった“二十歳の山田錦物語”プロジェクトの日本酒がお披露目“二十歳の山田錦物語”プロジェクト 体験発表の様子

兵庫県下の大学生が米作りから酒造りまで関わった“二十歳の山田錦物語”プロジェクトの日本酒がお披露目“二十歳の山田錦物語”プロジェクト お披露目会の様子

兵庫県下の大学生が米作りから酒造りまで関わった“二十歳の山田錦物語”プロジェクトの日本酒がお披露目“二十歳の山田錦物語”プロジェクト 交流会の様子

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「二十歳の山田錦物語 純米大吟醸720ml瓶詰」について

ほど良い吟醸香と、やさしい口あたりときれいな後味が特長の、「はじめての日本酒」に相応しいフレッシュ感のあるお酒に仕上がりました。また、表ラベルはプロジェクト内でデザイン案の募集と選考を行い、作成されました。

兵庫県下の大学生が米作りから酒造りまで関わった“二十歳の山田錦物語”プロジェクトの日本酒がお披露目

商品名二十歳の山田錦物語 純米大吟醸
内容量/容器720ml/瓶
ランク純米大吟醸(精米歩合50%)
アルコール度数15%
日本酒度+2
総酸度1.7
原材料名米(国産)、米こうじ(国産米)
参考小売価格2,727円(税抜)/3,000円(税込)

販売場所

3月1日(土)(販売)

西宮市今津出在家町「大関蔵開き2025」イベント会場

3月8日(土)9日(日)(有料試飲・販売/プロジェクトに参加した大学生が販売応援予定)

三木市吉川町「山田錦まつり」イベント会場

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3月12日(水)以降

大関ブランドショップ 甘辛の関寿庵
(西宮市今津出在家町3-3、TEL:0798-32-3039、10時開店〜18時閉店、水曜定休日)

大関公式オンラインショップ

大関 公式オンラインショップ
酒造りの大関が運営するオフィシャルECサイト。お酒を中心にお米由来の成分を使った化粧品・健康食品を販売しています。

 

※1:主催…吉川町山田錦村米部会/兵庫県/三木市/兵庫県酒米振興会/㈱吉川まちづくり公社/JAみのり
※2:村米制度…播州地方の酒米生産地と灘の特定酒造家との間で結ばれる酒米取引制度で、一種の契約栽培。村米地は酒造業者という固定客を持っているものの品質改善を怠ると取引量の減少をまねくため、村全体での一致協力が必須であり、これが灘酒の品質向上に大いに貢献したと考えられる。米生産地と酒造家との密接な関係は現在でも受け継がれている。
※3:山田錦…日本の酒米の代表として灘酒と共に育ってきた最良の酒米品種。粒が大きく色白かつ光沢のある心白米で、外観的にも王座の威厳をもつことが特長。蛋白含量が少なく、吸水性・消化性よく破精込みの良い麹ができ、精米その他の工程での崩壊も少なく各工程で操作しやすい。これらの特長は、そのまま優れた酒米の特長でもある。
※4:特A地区…東播地域で優れている山田錦を栽培するにあたり気候、土壌が適している場所のこと。三木市吉川地区、口吉川地区、加東市東条地区、社町の一部(東部)のエリアが該当する。

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