2024年もSNSは数々のトレンドや話題にあふれ、多くの人々が情報や感動を共有しました。
一般社団法人ウェブ解析士協会が認定する「SNSマネージャー」たちが選ぶ「SNS流行語ランキング年間大賞2024」がついに発表されました。今年の注目ワードTOP10を通じて、SNSが映し出す現代の空気を振り返ります。
TOP10を振り返る
SNS流行語ランキングとは
XやInstagram、TikTok、YouTubeなどのSNSメディアで流行している言葉を選定し、SNSマネージャー有資格者への調査に基づき四半期ごとにランキングを作成しています。
調査概要
- 調査期間 2024年11月26〜29日
- 調査主体 一般社団法人ウェブ解析士協会
- 調査対象 SNSマネージャー(初級・上級・チーフを含む)
- 有効回答数 104
- 調査方法 インターネット調査
10位:大谷さん 結婚
世界的野球選手・大谷翔平選手が結婚を発表。祝福の声とともに「大谷ロス」という新語も生まれ、SNSは大盛り上がりでした。
9位:はいよろこんで
TikTokで流行した楽曲が共感を呼び、31万件以上の投稿に使用されました。人々の生きづらさを代弁する歌詞が心に響きました。
8位:不適切にもほどがある
ドラマタイトルがそのまま流行語に。コンプライアンスの重要性を考えるきっかけとなり、SNSでも多くのパロディ投稿が生まれました。
7位:猫ミーム
猫の写真や動画をユーモラスに加工したコンテンツが大ブーム。SNSでのバズりの象徴的存在に。
6位:GPT-4o
AIの進化を感じさせる最新モデルが話題に。便利さと同時に社会への影響も議論されました。
5位:インプレゾンビ
インプレッション数稼ぎの迷惑投稿者が増加し、SNS運営の課題として注目されました。
4位:無課金おじさん
オリンピックで活躍した射撃選手の異名が親しみを込めて拡散されました。
3位:50-50
MLB史上初の快挙を成し遂げた大谷翔平選手。SNSは祝福と称賛の声で埋め尽くされました。
2位:地面師たち
Netflixドラマが話題を呼び、セリフや世界観を楽しむネタ投稿が多く見られました。
1位:Bling-Bang-Bang-Born
アニメ『マッシュル-MASHLE-』第2期の主題歌としてCreepy Nutsがリリースした楽曲が堂々の1位を獲得!キャッチーなメロディとメッセージ性の強い歌詞が世界的に人気を集め、カバー動画やリアクション動画も多数投稿されました。特に非日本語圏での流行が、日本の音楽の新たな可能性を示しています。
ランキングから見える2024年のSNSトレンド
今年のランキングを通じて、日本発のコンテンツが持つ強さや、社会の課題を反映した言葉が浮き彫りになりました。
1位の楽曲は、日本文化のグローバル展開を象徴し、2位や3位はエンタメが持つ力を再確認させる結果に。
また、「はいよろこんで」や「不適切にもほどがある」は、現代人の心情を代弁するものとして支持を集めました。「インプレゾンビ」や「GPT-4o」のようなIT関連の流行語からは、SNSや技術進化の課題が見え隠れします。
SNSが持つ双方向性と拡散力は、これからも人々の感情や価値観を映し出し、社会の動きを記録していくことでしょう。
今年の流行語を眺めながら、来年はどのような新たな言葉やトレンドが私たちを楽しませてくれるのか、今から期待が高まりますね。
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