毎年大人気の「丹波篠山黒枝豆」の販売解禁日が、今年は10月10日(金)に決定しました。
おせち料理に使う高級な「丹波黒」を完熟前に収穫するこの特別な枝豆は、一般的な枝豆とは比べ物にならない大粒で、強い甘みとコク、そしてほくほくした食感が特徴です。
しかし、その収穫期間は10月の約2〜3週間だけという短さから、「幻の枝豆」と呼ばれ、毎年全国から注文されています。この時期だけの最高級の味わいを今年も楽しむことができますよ!
※画像提供:丹波篠山市
丹波篠山黒枝豆って、どうして特別なの?
1. 高級品種「丹波黒」の若き姿!
丹波篠山黒枝豆は、お正月の煮豆に使われる高級品種「丹波黒」を、まだ豆が青く熟成途中の状態で収穫したものです。
この「丹波黒」発祥の地である丹波篠山市では、約1,800軒もの農家さんが栽培に取り組み、日本一の生産量と品質を誇っています。
2. 奇跡の気候と土壌が育む
この枝豆の美味しさの秘密は、丹波篠山ならではの気候風土にあります。
- 盆地特有の寒暖差による深い霧(丹波霧)
- 粘土質の多い土壌
この厳しい自然条件が、黒枝豆の粒を大きく、独特の甘みやコク、ほくほくとした食感を際立たせます。グルメ漫画『美味しんぼ』でも絶賛されたのも納得の味わいです。
3. 2週間限定!日を追うごとに変化する美味しさ
高品質な枝豆を提供するため、丹波篠山市では2006年から販売解禁日を設けています。
解禁日から約2~3週間の短い期間、収穫が行われますが、日を追うごとに熟成が進み、粒はより大きく、味わいはより深くなっていきます。期間中、変化する美味しさをぜひ比べてみてくださいね。
解禁日には市内がにぎわいます
解禁日を迎えると、市内各地の直売所や、自分で収穫を体験できる農園は多くの観光客でにぎわいます。
ただし、解禁日直後は十分に供給量を確保できない場合もあるため、早めのチェックがおすすめです。また、この貴重な味わいはふるさと納税でも随時受け付けられています。
この秋は、先人たちが300年以上前から受け継いできた伝統的な農法で育まれた、丹波篠山の確かな味を堪能してみませんか?
交通規制にご注意ください
丹波篠山市内では、黒枝豆のシーズンにあたる10月の特定日(4・5日、11〜13日、18・19日、25・26日ほか)に、城下町の一部区間で10:00〜16:00の車両通行止め(歩行者専用)が実施されます。お出かけの際は、詳細マップを「ぐるり!丹波篠山」(https://tourism.sasayama.jp/traffic_info)にてご確認ください。








































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