新型コロナ予防接種の間違い、第1位は「接種間隔の間違い」

厚生労働省は29日、各都道府県、市町村、特別区の衛生主管部(局)に対して「新型コロナ予防接種の間違いの防止について(その3)」とする連絡を通知。

その中で、2021年9月30日までに接種された約1.63億回の接種のうち、報告された予防接種の間違い1805件の概要をまとめました。

あらためて予防接種の手順を再確認することにより、間違いの発生防止に努め、引き続き、新型コロナ予防接種の適切な実施に向けた取組を進めてるよう記載しています。

間違いの態様別の詳細 多い順

間違いの態様 件数 10万回あたりの件数
接種間隔の間違い 526 0.321
接種器具の扱いが不適切 350 0.214
不必要な接種 246 0.15
その他 186 0.114
血液感染を起こし得る間違い 170 0.104
接種量の間違い 99 0.06
接種ワクチンの種類の間違い 74 0.045
接種対象年齢以外の接種 61 0.037
対象者の誤認(上記を除く) 39 0.024
不適切な保管ワクチン接種 38 0.023
期限切れワクチン接種 10 0.006
接種部位・接種方法の間違い 6 0.004