株式会社デベロップ(以下「デベロップ」)が、2023年春、兵庫県加西市にコンテナホテル「HOTEL R9 The Yard 加西」を開業。
※画像とコンテナのカラーは異なります
ホテル開業の背景
兵庫県に初出店となる「HOTEL R9 The Yard 加西」が所在する加西市は、産業団地の整備や企業誘致が進む産業振興地域でありながら、市内には、国宝の「法華山一乗寺」をはじめ、多くの歴史文化遺産を有することから県内外からの多くの観光客でにぎわう文化財の宝庫のまちとしても知られます。
こちらのホテルは、中国縦貫自動車道「加西IC」と北条鉄道「北条町駅」が近く、車や電車でお越しいただけます。産業団地や企業群へのアクセスも良く、近隣には大型商業施設や飲食店が数多く点在するため、ビジネスでの長期滞在時にも便利です。
また、加西市を代表する人気観光地「法華山一乗寺」や「兵庫県立フラワーセンター」での観光や、宿泊ゴルフの拠点としての活用も想定され、観光やビジネスに「ちょうどいい」ホテルとして、地域のにぎわいの創出に寄与していくとのことです。
HOTEL R9 The Yard 加西 施設情報
施設名 | HOTEL R9 The Yard 加西 (ホテル アールナイン ザ ヤード カサイ) |
施設場所(代表地番) | 兵庫県加西市北条町東南189-1 |
敷地面積 | 2,157m2(652坪) |
オープン日 | 2023年春頃(予定) |
客室数 | 36室 |
客室構成
ダブルルーム31室/ツインルーム3室/デラックスツインルーム2室
ダブルルーム
定員 | 2名 |
広さ | 13m2 |
料金 | 1名 5,600円/泊~ 2名 8,000円/泊~ |
ツインルーム
定員 | 2名 |
広さ | 13m2 |
料金 | 1名 5,600円/泊~ 2名 9,000円/泊~ |
デラックスツインルーム
定員 | 4名 |
広さ | 24m2 |
料金 | 1名 8,000円/泊~ 2名 14,600円/泊~ 3名 17,100円/泊~ 4名 19,200円/泊~ |
災害時には避難所等になるフェーズフリーのホテルで備えない防災を
デベロップが運営する「HOTEL R9 The Yard(ホテル アールナイン ザ ヤード)」シリーズは、斬新な外観と上質な空間を持ち合わせたコンテナホテルです。
建築用コンテナモジュールを利用した独立客室は、隣室と壁を接しないため静粛性とプライバシー性に優れます。13m2の室内には、良質なベッド、ゆったり使用できるユニットバス、冷凍冷蔵庫、電子レンジ、加湿空気清浄機も備わっています。
また、有事の際には客室をすみやかに被災地へ移設し避難施設等に利用いただく「レスキューホテル」としての役割を担うことで、災害に強い社会をつくり、未来の命や暮らしを守ることを目指しているとのことです。
尚「動くホテル」「レスキューホテル」との語および、それらの関連標章※は、各々、末尾のとおり、商標登録されています。
客室(ダブルルーム)
客室(デラックスツインルーム)
東日本大震災の経験をもとに実現。レスキューホテル誕生の経緯
2011年の東日本大震災では、コンテナ型備蓄倉庫や復興従事者用宿泊施設の建設などで震災後間もなく現地に入りました。被災地の方が多くの避難所で生活に大きな負担を強いられている状況を目の当たりにし、発災後に安心安全なプライベート空間を迅速かつ簡便に提供したいという想いで誕生したものがレスキューホテルです。
動くホテルの1例目として、宮城県石巻市で復興従事者用宿泊施設として利用されたコンテナを栃木県佐野市に移設し2017年10月「HOTEL R9 SANOFUJIOKA」としてリニューアルオープン。
その後、更なる移設性を高めるべく1台1客室型に改良、2018年12月「HOTEL R9 The Yard(ホテル アールナイン ザ ヤード)」シリーズ1号店が栃木県真岡市にオープンしたことを皮切りに本シリーズを全国各地へ展開。全国どこへでもすみやかにレスキューホテルが駆けつける体制づくりを目指します。
レスキューホテル出動実績
2020年4月に長崎クルーズ船内における新型コロナウイルス感染拡大防止対策としてレスキューホテル初の有事出動が行われました。その後、東京都三鷹市および東京都千代田区、都内民間病院へPCR検査体制強化のために出動。空調を完備した客室は、季節や天候等に関係なく診療活動を行うことができ、医療従事者の負担軽減のために利用されました。
2021年12月に栃木県へ新型コロナウイルス第6波およびオミクロン株の感染拡大対応のために臨時医療施設として126室を出動。さらに2月より、千葉県と東京都の臨時医療施設の付帯施設として計21室が利用されました。レスキューホテルは、1台1客室の独立した客室構造により、宿泊施設としてだけでなく診察室やナースステーション等にも活用可能なことから、自治体や民間の病院の有事インフラとして地域医療に貢献する機会が増えています。
レスキューホテル出動の様子
■レスキューホテルは「日常時」と「非常時」のどちらにおいても役に立つ商品として「フェーズフリー認証」を取得しています。
■災害時の備えを全国へ展開し、強靭なまちづくりに貢献~SDGsの取り組み~
レスキューホテルは、「SDGs事業認定」を取得しています。災害時の備えとして自治体との協定締結の輪を広げ、各自治体のBCP(事業継続計画)に寄与し、持続可能な開発目標の達成に貢献します。
COMMENT
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北条鉄道線は非電化なので、電車は走れません。気動車であります。(Android)
とても素晴らしい発想と
行動力に感心しました。
お風呂はどのようになっていますか??(Android)