ヤマトホールディングス株式会社は、さらなる「働きやすさ」と「環境への配慮」をコンセプトに新制服を製作。
2020年9月16日から、お客さま対応を行うセールスドライバーや窓口受付スタッフについて当新制服の着用を開始します。
デザインはファッションブランドを中心に活躍するデザイナーの相澤 陽介(あいざわ ようすけ)氏。
背景
また今回は、制服の新たなデザインを開発/採用することで、機能性、安全性、快適性を一層向上するとともに、着用する社員の誇りの醸成や仕事へのモチベーション向上も図ります。
特徴
(1)働きやすさ
①伸縮性・耐久性
・新素材設計で従来よりも大幅な伸縮性を実現しながら日常業務に十分な強度と耐久性を実現
②安全性
・高輝度の反射材をデザイン要素として使用(防寒着・ブルゾン・ベルト・安全靴)し、夜間の視認性を確保
・帽子はつばの長さを一般的な帽子に比べ少し短めにすることで、特に車両運転時の上部視認性を確保
・安全靴のインソールを改良し衝撃吸収性を向上
③撥水性・防寒性
・防寒着、ブルゾンの撥水性を向上(JIS L 1092 スプレー試験で最高の5級評価)
・防寒着は中綿の量を調整した3種類から地域ごとに選定
・防寒着は前開きのファスナー部分にかぶさる布を二重にして防寒性を向上
(2)環境への配慮
①CO2の削減
・新制服の生地に植物由来PET素材(※1)を採用し、CO2削減に貢献(※2)
※1 植物由来PET素材について
さとうきび廃糖蜜(砂糖をつくる工程の副産物)を粗原料とし、モノエチレングリコール(MEG)を合成、これを用いたポリエチレンテレフタレート(PET)です。植物(さとうきび)約30%由来の素材です。
※2 CO2削減に貢献
植物由来PET素材を使用した制服約220万点(初回製造枚数計算)は、一般的な化石燃料由来PET素材と比較して約500tCO2の二酸化炭素削減に効果があるとされています。これは、東京ドーム約24個分のブナの天然林(約110ha)が1年間に吸収・蓄積するCO2量に相当します。(出典:東レ株式会社)
(3)デザイン性
デザイナーの相澤 陽介(あいざわ ようすけ)氏にデザインをご担当いただき、これまで築いてきた伝統や信頼を継承しつつ新たな100年に向け革新的な制服に。
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