その拡張性の高さから、ホームページ制作について特段の理由が無ければ一拓に近いシェアを誇るWordPress(ワードプレス)。
WordPressって何?という話は置いておいて、このページでは「テーマ」と「プラグイン」の相性についての話。
「テーマ」と「プラグイン」
WordPress(ワードプレス)は簡単に述べるとホームページ内の記事やページ、画像についてまとめて管理可能なCMS(コンテンツマネジメントシステム)ですが、パソコンで言えばWindows、スマホで言えばAndroid、iOSと言ったオペレーティング・システムのようなもの。
ホームページを公開、運営していくためには、「テーマ」と呼ばれるデザインのパッケージと、運用していくために「プラグイン」という追加機能を組みあせて構築していきます。
家で例えるなら、家の形や色などの外観を「テーマ」。ベランダが欲しい、庭も付けたい、車庫もアリで、というような場合は「プラグイン」で追加していくイメージ。
少なからず発生する相性問題
さて、「テーマ」と「プラグイン」には相性と言った問題が少なからず発生します。
WordPress(ワードプレス)というシステムの中で動作することは「テーマ」「プラグイン」ともに要件を満たした上で、動作確認が行われた上で公開されているので問題はありませんが、「プラグインを使用する前提でテーマを作成している」ということは案外まれ。(それぞれが同じ開発者の場合は除く)
こうなってくるとテーマ、プラグインが相互に干渉しあってホームページの動作に不具合が出るケースも。
似たようなケースを別のシチュエーションで言うならば
- 「安全のためにパソコンにセキュリティソフトを複数入れると互いにウイルス判定をして正常に動作しなかった」
- 「スマホの充電用コードを買ってきたらコネクタの形が違う(実際にあった話)」
- 「MSX用ソフトだとおもって買ってきたらFM7用だった(実際にあった話)」
- 「ファミコンソフトの基盤をパソコンに挿したらプログラムが書き換えられる(?)」
ふー
まー、問題ないと思っていても実際には使えない、動かないというようなケース。
話がそれました
完全に要件を満たさない場合は、別のプラグインなり、テーマで運用すればいいのですが、それでも動作させたい、という場合はテスト環境など「デバッグモード」で確認、修正を行いながら対応しましょう。
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