昔々……といっても、ほんの数年前までの話。ゲームを作るには、PC画面に呪文のようなコード(プログラミング言語)をカタカタと打ち込み、途方もない時間と専門知識を捧げる必要がありました。
「自分の思い描いたゲームを作って遊んでみたい!」
そんな妄想を抱きつつも、難解なプログラミングの壁に阻まれて諦めてきた方に朗報です。時代は一変しました。
なんと今、「AIに日本語でおしゃべりするだけ」で、ものの数分で遊べるオリジナルゲームが作れてしまう時代がやってきたのです。
今回は、ブラウザ上で手軽にAIゲーム作成体験ができる話題のツール「MAKEPLAY.AI」を使い、編集部で実際にゲームづくりに挑戦してみました。
その驚きの体験レポートと、知っておきたい権利やルールの知識をわかりやすく解説します。
プロンプトは1行!編集部が実際に作ったゲームがこちら
今回、編集部がAIに入力した指示(プロンプト)は、たったこれだけ。
【入力した指示】 「ボタン一つでタイミングよく飛距離を競うゲーム(角度とパワーをタイミングよく決定する)。かわいい猫、うさぎ、熊が登場。それぞれに性能が異なる タイミングよくボタンをおしていくことで画面のギミックが作動してより飛距離をかせぐことができる」
「あー、うち(いいものタウン)は編集長に”ねこさん”、他に”うさ”、”くま”が居るのでアニマルベースのゲームにしました」
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送信ボタンを押し、まったりしている間に……画面上にはアクションゲームができあがりました!
「やったね」
キーボードのスペースキーを押すと、キャラクターが軽快にジャンプ!障害物に当たるとゲームオーバーになる仕組みまで、1行もコードを書くことなく一瞬で完成してしまいました。
「もうちょっと高く跳んで!」AIとの対話でゲームが進化する
このツールの本当の凄さは、「動かしながら会話で修正できる」点にあります。実際にプレイしながら、AIに次々とリクエストを追加してみました。
編集部: 「ジャンプ力が低くて難しすぎる!もっと高く跳べるようにして」 AI: (即座にパラメータを調整) 編集部: 「キャラクターごとに性能差をつけて」 まるで優秀な専属プログラマーとデザイナーが隣にいて、自分のわがままをリアルタイムで形にしてくれているような感覚。
時には「ジャンプ力を高くして」と頼んだら画面の外まで飛んでいって帰ってこなくなるようなAI特有のお茶目なバグが発生するのも、ライブ感があってクセになります。
実際に作ってみたゲームをプレイ
今回編集部が会話だけで作成したゲームは、以下のリンクから実際に遊ぶことができます。
ぜひプレイしてみてください! ※ブラウザ上でそのまま遊べます(調整はしていないけどスマホでもOKのはず)。特別なソフトのインストールは不要です。

もふっ飛び

ボタンひとつで飛距離を競うゲーム。
もふ盛り

同じキャラをつなげると大きくなって・・・。
けもの盛り

様々な形の動物をバランスよくかさねて高さを競うゲーム。
もふっと脱出

小学生ぐらいの子どもさんと一緒にするといろいろ学べておもしろいかも。
知っておきたい!ゲーム制作と著作権・ルールの基礎知識
生成AIを使ったゲーム制作は非常に手軽で魅力的ですが、安心して公開・楽しむためには、著作権や利用ルールに関する正しい知識を持っておくことが大切。ここでは、特に重要なポイントを丁寧に解説します。
「ゲームのルールやアイデア」は著作権で保護される?
結論から言うと、「ゲーム性(ルールのアイデアや仕組み)」そのものは原則として著作権の保護対象外となります。
著作権法では「具体的に表現されたもの」が保護される
保護対象外(アイデア): 「ブロックを積み上げて消す」「障害物をジャンプで避ける」といったゲームルールや仕組み
保護対象(表現): 実際に描かれたキャラクター画像、BGMや効果音、シナリオの文章、プログラムコード そのため、既存の有名ゲームの「ルール」を参考にして似た仕組みのゲームを作る行為自体は、直ちに著作権違反となるわけではありません。
著作権違反(アウト)となってしまう注意点
ルール自体は参考にできても、「具体的な表現」をコピー・酷似させた場合は著作権侵害となります。以下の行為には十分ご注意ください。
既存キャラクターの模倣: 有名アニメやゲームのキャラクター画像・ドット絵をそのままアップロードしたり、酷似させる指示を出すこと
音楽やテキストの流用: 既存作品のBGMや効果音、特徴的なセリフや固有名詞(技名やアイテム名など)をそのまま使用すること
※また、著作権とは別に、特定の操作メカニズムが「特許権」として登録されている場合や、本物と誤解させるようなデザインで混同を生じさせる場合は「不正競争防止法」などに抵触するリスクもあります。AIで生成する際は、完全オリジナルのデザイン・名称を指定するのが最も安全です。
安心・安全に楽しむための3つのポイント
MAKEPLAY.AIなどのツールを安全に利用するために、以下の3点を押さえておきましょう。
PCへのダウンロード不要で安心
すべての工程がWebブラウザ上で完結するため、パソコンに不審なファイルをダウンロードさせられたり、ウイルスに感染したりするリスクはありません。
アカウントや個人情報の管理
登録時はSNS連携などを活用し、他のサービスと同じパスワードを使い回さないようにしましょう。現時点では無料で利用できますが、クレジットカード情報等の不要な入力は避けるのが賢明です。
公開範囲(リミックス機能)に注意
作成したゲームをWeb上の「パブリックアーケード」に公開すると、他のユーザーも自由に遊んだり、そのゲームをベースにアレンジ(リミックス)したりできるようになります。「自分だけで楽しみたいアイデア」の場合は、公開設定に留意してください。
まとめ:ゲームは「自分で作る」時代へ
プログラミングの知識がなくても、頭の中にある妄想やアイデアがその場で形になる体験は、これまでにないワクワク感を与えてくれます。
自分だけの趣味としてはもちろん、お子様のデジタル体験やプログラミング思考の第一歩、あるいは新しいアイデアを形にするプロトタイプ作成ツールとしても大きな可能性を秘めています。
ぜひみなさんも、AIに「こんなゲーム作って!」と話しかけて、自分だけのゲームづくりを体験してみてはいかがでしょうか?











































































