市川町怪和譚 第三夜 | 戸安堂焼跡

(画像・情報:市川町観光協会さんより)

【戸安堂焼跡】―上瀬加― ぶらり市川142p
上瀬加は戸安の旧集会所の建物のあたりに、むかし小さなお堂が建っていたそうです。このお堂には医師の地蔵尊がまつられてあり、「焼堂の地蔵」と呼ばれていました。このお地蔵さんには不思議な言い伝えがありあす。下牛尾の忍辱山の頂上にお堂があり、石の地蔵菩薩が安置されていました。ところが300年ほど前に山火事が起きて、堂が焼け落ちてしまいました。この時、地蔵さんが姿を消してしまい、どうしたわけか上瀬加戸安のこの場所に立っていたそうです。
村人たちはここにお堂を立て、手厚くおまつりしました。そして誰が言い始めたともなく、このお堂を「焼堂」とよぶようになったそうです。】

山火事は今も昔も怖いものですが、お地蔵さんも自主避難されたようですね。
ちなみに下瀬加にかつてあったとされる月光寺もお堂から火が出た際に観音様が自主的によその池に避難されたようで、今は焼け飛び観音として朝日寺に安置されています。

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