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【兵庫県】春を告げる「イカナゴ」。今年の漁獲量は平年以下予測

【兵庫県】春を告げる、いかなごシンコ漁が3月1日(火)に解禁

イカナゴは「春告魚」とも言われ、特にシンコ(新子)と呼ばれる稚魚を対象とした船びき網漁業は、兵庫県瀬戸内海における重要な漁業のひとつ。

兵庫県立農林水産技術総合センター水産技術センターでは、漁業経営の参考や消費者へのPR等を目的に、毎年、イカナゴ漁況について予報を出しており、20日の発表内容によれば「播磨灘、大阪湾および紀伊水道の3海域とも平年を下回る」と予想。

【兵庫県】春を告げる、いかなごシンコ漁が3月1日(火)に解禁

イカナゴの釘煮

産卵親魚の調査(調査期間 令和4年12月2日から翌年1月5日)では主産卵場である鹿ノ瀬海域での親魚採集尾数は、昨年と同水準であり、平年値を下回っており、産卵量指数(親魚の大きさを考慮して算出した産卵量の目安)も昨年と同程度であり、平年値を下回りました。

稚仔の調査(調査期間 令和5年1月26日から29日)では1調査点あたりの平均採集尾数は、播磨灘が1.7尾(昨年3.4尾、平年値10.2尾)、大阪湾が2.2尾(昨年15.1尾、平年値14.1尾)、紀伊水道が0.6尾(昨年0.9尾、平年値3.1尾)であり、各海域ともに、昨年及び平年に比べて低い値であり、分布量は低水準、と判断。

産卵量は低水準であった昨年並み、稚仔の分布量は昨年を下回っていることから、今漁期のシンコ漁獲量は、播磨灘、大阪湾および紀伊水道の3海域とも平年を下回ると予想されています。

なお、解禁日については消費者に新鮮でおいしい「新もの」を混同せず購入していただくことを目的に、大阪湾と播磨灘で操業する関係漁業者が一体となって解禁日を決定しますが、現時点では未発表。(令和5年漁期の解禁日は2月22日以降に発表。※令和4年の解禁日は3月1日)

いかなご漁について
兵庫県のいかなご漁について

COMMENT

  1. ヒロちゃん より: ID:E4Mjk4MDE

    イカナゴ毎年
    、美味しく頂いております。今年も不漁が予想されてるようですが、いっその事。今年はイカナゴを取らないにしては?
    漁師、

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