兵庫県への「まん延防止等重点措置」が延長。期間は3月6日(日)までとなりました。
兵庫県は18日、「まん延防止等重点措置の延長に伴う対策」として従来からの「外出自粛等」「飲食店の時短」「施設の利用制限」に加え、オミクロン株の特徴を踏まえた感染対策として、増加傾向にある学校の学生や児童、高齢者施設に向けた感染対策項目が追加されています。
兵庫県「まん延防止等重点措置」延長
期間 | 令和4年1月 27 日(木)~3月6日(日) ※2月 20 日(日)期限の延長 |
オミクロン株の特徴を踏まえた感染対策
※延長による追加、改定箇所
オミクロン株の特徴を踏まえた感染対策
- 飲食は、長時間を避け、少人数で黙食を基本とし、会話をする際のマスク(不織布マスクを奨励)着用の徹底
- 家庭内でのこまめな手洗い、消毒、換気、家族の健康管理、子どもの感染防止策の徹底
- 高齢者や基礎疾患のある者は、いつも会う人と少人数で会うなど感染リスクを減らすことの徹底
- 飛沫のかかる物品・設備の共用や使い回しの回避、使用前後の消毒の徹底
学校等
- 「学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル」等を踏まえた対応を基本としつつ、特に感染リスクが高い教育活動については、同マニュアル上のレベルにとらわれず、基本的には実施を控えること
- 室内近距離で行う合唱やリコーダー等の管楽器の演奏、体育における児童生徒が密集する運動など、感染リスクが高い教育活動は、基本的に実施を控えること
- 体育の授業時においても運動を行っていない際は、可能な限りマスクを着用すること
- 部活動について、学校が独自に行う他校との練習試合や合宿等は一時的に制限すること
- 児童生徒等の発達段階等を踏まえた時差登校や分散登校、オンライン学習を組み合わせた学習形態の実施
- 「居場所の切り替わり」(サークル室や部室、食堂、昼休や登下校時等)でマスクの着用、給食の際の黙食の徹底、換気の徹底、体調が悪い場合の休みやすい環境整備など校内で感染を拡大させない取組の徹底
保育所・認定こども園・放課後児童クラブ等
- 「保育所における感染症対策ガイドライン」等を踏まえた対応を基本としつつ、感染リスクが高い活動を避けること
- 職員や保護者のマスク着用の徹底とともに、発育状況等からマスクの着用が無理なく可能と判断される児童は、可能な範囲で一時的に、マスク着用を推奨
※2歳未満児のマスク着用は奨めず、低年齢児は特に慎重に対応
※子どもの体調変化に十分注意するほか、本人の調子が悪い場合や、持続的にマスクを適切に着用することが難しい場合は、無理して着用させる必要はない - 遊具や玩具等を共用する場合、こまめな消毒等の徹底
- 手洗いの徹底、可能な範囲で机を向かい合わせにしないなどの対応の徹底
- 濃厚接触者である保育士等への早期復帰のための検査の積極的実施
高齢者施設等
- 「介護現場における感染対策の手引き」、兵庫県作成の感染予防ポスターやチェックリスト活用による対応の徹底
- 感染拡大地域への出張は、マスク着用など基本的な感染対策を徹底し、感染リスクの高い行動を避けること
- 事業継続が求められる業種に係る業務継続計画(BCP)の確認、重要業務の特定、体制の整備、必要物資の備蓄等の推進
- 「居場所の切り替わり」(食堂、休憩室、更衣室、喫煙室、移動時の車内等)でのマスクの着用、換気の徹底、従業員の体調管理など職場内での感染対策の徹底
参考資料
※~2022/02/20まで
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