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2025年で最も地球に近い満月
11月 5日 22:19 - 11月 6日 07:27

11月5日の夜空に、特別な満月が輝くのをご存知でしょうか。
この日の満月は、2025年の中で地球に最も近い位置にあるんです。ニュースなどでもよく耳にする「スーパームーン」という言葉を思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれませんね。
なぜ月との距離は変わるのか?
「どうして月が近づいたり遠ざかったりするのだろう?」と不思議に思ったことはありませんか。
実は、地球の周りを回る月の軌道は、きれいな円ではなく、少しつぶれた「楕円」の形をしています。
そのため、地球と月との距離は常に変化しています。さらに、太陽や地球の重力の影響で、月の軌道は少しずつ形を変えています。これが、毎回満月のときの距離が異なる理由です。
いつ、どれくらい大きく見える?
今回の満月は、11月5日22時19分に迎えます。その翌日、6日の7時27分には、月が地球に一番近づく「近地点」を通過します。
この時、月と地球の距離は約35万7000キロメートル。これは、今年4月13日の最も遠い満月に比べて、約14%も大きく見えます。
スーパームーンを写真で比べてみよう
「14%も大きくなるなら、肉眼でも違いがわかるかな?」と思うかもしれませんが、残念ながら、空に月を2つ並べて比べることはできません。
そのため、実際に夜空を見ても、その日の月が特別大きいと気づくのは少し難しいかもしれません。
ですが、安心してください。今回の満月と、今年の4月の満月を同じ条件で撮影した写真を並べてみると、その大きさの違いははっきりと分かります。ぜひ、写真に収めて、比べてみるのも楽しいかもしれません。
このような特別な天体イベントをきっかけに、宇宙の不思議に少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。夜空を見上げて、美しい満月を楽しんでみませんか。






































































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